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校務支援システム「C4th」連絡・共有機能を追加

 全国の小・中・高等学校に学校支援システムを提供するEDUCOMは、統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」において、新グループウェア「連絡・共有」機能をリリースした。

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 全国の小・中・高等学校に学校支援システムを提供するEDUCOMは、統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」において、新グループウェア「連絡・共有」機能をリリースした。

 全国の小中学校で、GIGAスクール構想による1人1台端末が普及し、子供たちのICT機器の活用が広がっている。また、学校現場では教職員同士の情報共有におけるICT活用が進められているが、保護者からの連絡や毎日の職員会議等、口頭や書面での伝達事項も多く、対応できていない課題も残っている。

 EDUCOMが提供している統合型校務支援システムとは、成績処理・出欠確認・時数等の教務系、健康診断票・保健室管理等の保健系、指導要録等の学籍関係、学校事務系等の統合した機能を有するシステムのこと。これまで学校現場での効率的な情報共有をサポートするため、統合型校務支援システムとして「EDUCOMマネージャーC4th」のグループウェア機能を提供してきた。

 だが、全国約500自治体、約1万校の小中学校にシステムを提供する中で、さまざまな課題や要望があることがわかった。そこで、学校からの声をもとに、さらに学校に寄り添い、新しい価値をもったコミュニケーションツールを提供すべく、新たなグループウェアである「連絡・共有」機能をリリースした。

 今回リリースした「連絡・共有」機能では、これまでのグループウェア機能と同様、任意のグループや個人宛にメッセージの予約送信ができる他、重要・未読情報のボード表示やタグによる通知内容の分類ごとの表示等、新たに情報の見落としを防ぐ機能も充実させている。

 さらに、「役割」機能をあわせて利用することで、教務部・研究部等、校務分掌ごとのやり取りにも役立てることができるとしている。

 また、アンケート機能を充実させ、教務部、研究部、生活指導部等の校務分掌ごとのやり取りの対応等、双方向のコミュニケーションを促進。教職員同士の協働的な関係作りに寄与するという。集計結果のグラフ生成もボタン1つで行うことができ、今後、集計結果をExcel出力する機能も開発予定となっている。


《いろは》

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