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オンライン・リカレント教育等「教育機関DXシンポ」12/9

 国立情報学研究所と大学の情報環境のあり方検討会は2022年12月9日、大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム「教育機関DXシンポ」をオンラインにて開催する。

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 国立情報学研究所と大学の情報環境のあり方検討会は2022年12月9日、大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム「教育機関DXシンポ」をオンラインにて開催する。

 2020年4月以降、新型コロナウイルス感染症の影響により、大学等においては遠隔講義に関する検討がされてきた。国立情報学研究所ならびに大学の情報環境のあり方検討会では、大学等における遠隔授業や教育DX等に関する情報を共有することを目的に、2020年3月末より週1回から隔週のペースで、大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム「教育機関DXシンポ」(「4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウム」から名称変更)を継続的に開催している。

 第59回の「教育機関DXシンポ」は、5人の専門家が登壇。オンライン教育については、米国ウェイン州立大学小児科客員研究員/東北大学大学院医学系研究科てんかん学分野の黒田直生人氏が「コロナ禍における医学生のオンライン病院実習の有効性に関するエビデンスの創出」をテーマに、文教大学教育学部発達教育課程教授の小畑千尋氏が「コロナ禍の小学校教員養成におけるオンラインのみによる『音楽科教育法』の試み」について、それぞれ講演する。

 リカレント教育については、小樽商科大学ビジネススクール准教授の藤原健祐氏が「"対面1:オンライン9"のリカレント教育プログラム」を紹介。デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン「Plus-DX」については、熊本大学総合情報統括センター教授の中野裕司氏が「学生に寄り添ったフィードバックが可能な総合的オンライン学修環境を目指して」を講演する。

 さらに、VRの教育利用として、北海道大学大学院工学研究院教授の川村洋平氏が「円筒型360°VRシアター導入によるフィールド科学教育改革」を解説する。講演の最後にはディスカッションを予定している。

 申込みはWebサイトから行う。申込登録の後、Web会議システム、質問用Slackへの接続先情報等を自動返信メールで送る。なお、Webサイトではこれまでに開催したシンポジウムの講演資料と映像が検索できる。

◆第59回大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム「教育機関DXシンポ」
日時:2022年12月9日(金)10:30~
場所:オンラインにて開催
申込方法:Webサイトから申し込む


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