リクルートは2022年9月9日、2022年9月に開講される東京大学「メタバース工学部」のプラチナ法人会員、運営委員会の2022年度幹事企業となり、メタバース工学部の支援を開始したと発表した。「メタバース工学部サイト」の構築・制作ディレクション・運営サポート等にあたる。
東京大学「メタバース工学部」は、工学分野におけるダイバーシティ&インクルージョンを基本コンセプトとする新しい学びの場として、また工学キャリアに関する情報提供の場として、年齢、ジェンダー、立場等にかかわらず、すべての人が工学分野の最新情報や実践的スキルを学べる教育システムの構築を目指して設立。特に、工学や情報の魅力を女子中高生に伝え、DX人材育成のダイバーシティ推進を加速する。
「メタバース工学部」の支援を開始したリクルートは、事業展開する人材・学び領域における知見やIT・情報発信におけるノウハウを生かし、「メタバース工学部」の取組みや工学分野の魅力、女性の工学キャリアの啓発につながる情報発信・コミュニケーション支援を中心に活動する予定。
具体的には、東京大学「メタバース工学部」が開設する予定の「メタバース工学部サイト」の構築・制作ディレクション支援を担当。サイトでは、進路を決定する前の中高生や、工学の知見を生かしたキャリア形成を考える工学部生をおもな対象に、世の中に不足している工学キャリアに関する情報をまとめて発信する予定。工学の面白さや魅力、ロールモデルが少ない女性工学キャリアの情報を伝えることで、工学分野におけるダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン(DEI)の推進に貢献する。
また、「テックアンバサダー」として、ボランティアで「メタバース工学部」の活動に参画する東京大学の学生たちが、工学分野の魅力を社会に発信する活動を支援。第1弾として、テックアンバサダーが情報発信におけるコミュニケーションデザインを学ぶワークショップを8月5日に実施。第2弾ワークショップも9月20日に開催を予定している。