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大学の世界展開力強化事業、横国・名大ら14件選定

 文部科学省は2022年9月7日、2022年度(令和4年度)大学教育再生戦略推進費「大学の世界展開力強化事業~インド太平洋地域等との大学間交流形成支援~」の選定事業の決定について公表した。国立大学12大学11件、私立大学5大学3件、計17大学14件が選ばれた。

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  • 令和4年度 大学教育再生戦略推進費「大学の世界展開力強化事業~インド太平洋地域等との大学間交流形成支援~」選定決定
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 文部科学省は2022年9月7日、2022年度(令和4年度)大学教育再生戦略推進費「大学の世界展開力強化事業~インド太平洋地域等との大学間交流形成支援~」の選定事業の決定について公表した。国立大学12大学11件、私立大学5大学3件、計17大学14件が選ばれた。

 「大学の世界展開力強化事業」は、グローバル人材の育成と大学教育のグローバル展開力を強化するため、日本にとって戦略的に重要な国・地域の大学と連携し、高等教育の質の保証を図りながら日本人学生の海外留学と外国人学生の受入れを行う国際教育連携の取組み。2022年度は、「インド太平洋地域等との大学間交流形成支援」として、日本と英国・インド・オーストラリア等の大学との間で、質の保証を伴った交流プログラムを実施する事業に対して支援を行う。

 2022年度は、3月23日に各国公私立大学長宛てに公募の通知を行い、5月20日に公募を締め切り、30件の申請を受理した。その後、日本学術振興会に設置する大学の世界展開力強化事業プログラム委員会において審査を行い、14件の選定事業を決定した。

 おもな交流先別の選定大学は、「英国」が東北大学1件、「インド」が岐阜大学1件、「オーストラリア」が名古屋大学や神戸大学等4大学3件、「英国・インド」が長岡技術科学大学1件、「英国・オーストラリア」がお茶の水女子大学等2件、「インド・オーストラリア」が横浜国立大学等2件、「英国・インド・オーストラリア」が千葉大学や東京芸術大学等6大学4件。

 事業期間は最大5年間、事業規模は3.3億円を予定しており、補助金基準額は本事業またはSGU(スーパーグローバル大学創成支援事業)の採択実績のない大学は年間3,000万円、本事業またはSGUの採択実績のある大学は年間2,000万円。審査結果の詳細は、文部科学省および日本学術振興会のWebサイトから見ることができる。


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《畑山望》

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