子供施設向けICTシステム「CoDMON(コドモン)」を導入する小学校において、保護者の94.5%、学校職員の100%が「コロナ禍においてコドモンが導入されて役に立った」と回答していることが2022年7月5日、コドモンが発表した調査結果より明らかになった。 調査は、コドモンを利用する小学校の保護者346人、学校職員22人、計368人を対象に実施したもの。調査期間は、2022年5月19日から31日。 「今後もコドモンを使いたい」と回答したのは、保護者99.7%、学校職員100%。満足度は、保護者73.1%、学校職員86.3%にのぼった。学校とのコミュニケーションやPTA活動で改善された点について、保護者に尋ねた結果では、「外出先でも学校のプリントを見ることができて便利になった」47%、「プリントの量が減った」40%が上位に並んだ。 一方、学校職員が「改善された」と回答したのは、「情報伝達がスピーディーになった」「既読確認ができるのでどの家庭が未読かを把握できるようになった」「保護者の小さな疑問や要望等に子供を介さずすぐ応えられるようになった」が多かった。 「コロナ禍においてコドモンが導入されて役に立った」との回答は、保護者94.5%、学校職員100%。迅速に周知できるアプリでの連絡手段のメリットに加え、学校職員からは「保護者との細かな連絡が取りやすくなった」「管理画面の操作がしやすい」等の意見もあり、保護者・学校職員双方にとって利便性向上につながっていることがうかがえる結果となっている。 コドモンによると、全国の保育園におけるICT化率が5割程度であるのに対し、小学校は1割未満とデジタル化の普及が遅れているのが現状だという。