連日のように報道される教師不足に歯止めがかからない今、大学や学校現場で教師を育てる教師教育の重要性は急速に増している。ところが、現状では時代も子供も変わっているにもかかわらず、数十年前の成功体験をもとにした教員養成指導が行われ、誰が何をすべきかはっきりしていない。
教育書を幅広く刊行する学事出版は、教師教育について、大学という「出口」と学校という「入り口」の両方からリアルな本音を語りあう、書籍「教師の育て方」を刊行。著者は、武田信子氏(ジェイス代表理事)と多賀一郎氏(教育アドバイザー)。
書籍では、教師教育は誰が何をすべきなのか、新しい教師・教育モデルの提案、教師教育者の教育、教員養成のあり方、これからの教師教育について、大学と学校現場の両面からリアルな意見を提案する。また、各章の巻末には振り返り・ディスカッションのきっかけになるよう、ワークのページを設けている。
定価は1,980円(税込)。学事出版WebサイトやAmazon等で購入することができる。
◆「教師の育て方 大学の教師教育×学校の教師教育」
発売日:2022年6月17日(金)
著者:武田信子・多賀一郎
定価:1,980円(税込)
出版社:学事出版
体裁:四六判
頁数:136ページ
目次:
(はじめに)
序章 スタートはここから
第1章 教師教育は「誰が」担うのか
第2章 教師教育は「何を」すべきなのか
第3章 これからの教師モデルとは
第4章 教師教育者の専門性開発
第5章 教員養成が危機的な状況にある
終章 子どもたちの変化からこれからの教師教育を考える
(おわりに)