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探究学習白書2022、総合的な探究の時間に役立つ情報を収録

 英語4技能・探究学習推進協会(ESIBLA)は2022年6月7日、国内の探究学習動向をまとめた「探究学習白書2022」の刊行を発表した。2022年度から高校で開始された「総合的な探究の時間」の学習計画や学習課題の設定、学習事項の設定等の役立つ情報を収録。

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探究学習白書2022
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 英語4技能・探究学習推進協会(ESIBLA)は2022年6月7日、国内の探究学習動向をまとめた「探究学習白書2022」の刊行を発表した。2022年度から高校で開始された「総合的な探究の時間」の学習計画や学習課題の設定、学習事項の設定等の役立つ情報を収録。

 探究学習白書は、探究学習の「今」を知るためにESIBLAが独自の調査を行い、その結果をまとめたもの。2020年1月に「探究学習の授業」をテーマに掲げ刊行。高等学校や大学等の教育機関をはじめ、教育産業を担う大手企業、研究機関等から高い評価を得ているという。

 学習指導要領改訂により、2022年度からは高等学校で「総合的な探究の時間」が必修科目となり、新科目として「古典探究」「地理探究」「日本史探究」「世界史探究」「理数探究基礎」「理数探究」の6科目が追加。大学の総合型選抜においても探究学習が重視されるようになり注目度が高まってきている。

 3冊目となる「探究学習白書2022」では、高等学校で「総合的な探究の時間」を導入するにあたっての学習計画や学習課題の設定、学習事項の設定等、役立つ情報を収録。第1章では、コロナ禍における探究学習の状況について緊急調査を実施し結果をまとめるとともに、新型コロナウイルス関連と学校関連のできごとを時系列で表し、1年を振り返った。

 第2章では、全国の高等学校約400名の教員を対象に、探究学習に関する意識調査を実施し結果をまとめ、探究学習の授業の課題点や生徒の変化等、さまざまな側面から調査分析を行った。第3章では、「総合的な探究の時間」の導入事例を紹介。地域社会に密着したテーマを中心に、導入後に、どのような効果・成果が得られたかについて紹介する。

 第4章では、探究学習の支援を行っている府省庁や企業・団体等の紹介と、「総合的な探究の時間」の授業で使用する副教材を紹介。第5章では、「総合的な探究の時間」に加え、「古典探究」「地理探究」「日本史探究」「世界史探究」「理数探究基礎」「理数探究」の科目について学習指導要領と解説を交えて掲載した。

 価格は一般6万6,000円(税込)、学校関係者1万4,300円(税込)。ESIBLAのWebサイトで購入できる。

◆探究学習白書2022書誌情報
発行日:2022年1月30日
体裁:A4判/400ページ
発行・販売:英語4技能・探究学習推進協会
編集:英語4技能・探究学習推進協会
価格:一般66,000円(税込)、14,300円(税込・学校関係者)

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