日本文化教育推進機構は2022年5月23日・30日の2日間、教育メソッド「ソーシャル・エモーショナル・ラーニング(SEL)」の日本における研究の第一人者である法政大学・渡辺弥生教授を迎えたオンラインセミナーを開催する。対象は、小学生を指導する学校、塾、学童、放課後クラブ等の教育関係者。参加無料、Webサイトにて申込みを受け付ける。 SELは、アメリカの教育界で注目されている、社会性や感情のコントロールといった対人関係構築スキルを身に付けるための教育メソッド。法政大学・渡辺弥生教授は、日本におけるSEL研究の第一人者として、さまざまな書籍や教育番組に出演している。 オンラインセミナーは2部構成で、第1部は渡辺弥生先生による講演「21世紀を生きる子どもたちに必要な能力とは」を実施、第2部では渡辺弥生先生監修の小学2・3年生向けオンライン教材「みらいグロース」の紹介を行う。 講演では、学力と非認知能力の関係性や、SELの学習効果を解説。社会性や感情等の非認知的な側面が育ってこそ、学力の向上につながることが欧米をはじめ世界の研究機関の研究により明らかになっていることを踏まえ、21世紀を生きる子供たちに必要な「社会情動的スキル」を育むことで、子供が主体的に困難なことを乗り越えようとする意欲が育まれるといった効果を伝える。 第2部で紹介する「みらいグロース」は、2022年1月にサービスを開始した子供の心のベースアップをはかるためのオンライン教育プログラム。発達心理学、学校心理学、認知行動科学等の最新データをもとに、渡辺弥生教授をリーダーとする専門家チームが研究を重ね、2年の開発期間を経て完成した。SELをベースとした子供のためのメンタルトレーニングプログラムで、パソコンやタブレットでいつでも受講できる。 セミナーは両日共に同内容で開催。定員は各日100名、みらいグロースのWebサイトより申し込む。締切は5月20日。セミナーはZoomウェビナーで開催するが、定員を超えた場合はYouTubeライブ配信を行うという。◆これからの社会環境に適応し「成功できる」子どもを育てるためには?~学力と非認知能力の関係性と、SEL(ソーシャル・エモーショナル・ラーニング)の学習効果~日時:2022年5月23日(月)・30日(月)17:00~18:00※両日同内容形式:オンライン開催(Zoomウェビナー)対象:小学生を指導する学校、塾、学童、放課後クラブ等の教育関係者定員:各日100名※定員を超えた場合はYouTubeライブ配信を行う参加費:無料申込方法:みらいグロースのWebサイトから申し込む申込締切:2022年5月20日(金)