日本情報システム(NJS)は2022年3月14日、EDUCOMの統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」に、NJSが提供する二要素認証プロダクトYubi PlusのUSBセキュリティ鍵を使った二要素認証が対応したと発表した。これにより、EDUCOMマネージャーC4thのログイン認証が一層強化される。 「EDUCOMマネージャーC4th」は、情報の一元管理・再利用による校務の効率化に加え、校務以外のさまざまな情報をつなぎ、ひとりひとりの児童生徒に紐づく情報を多面的に可視化することで先生の気付きを最大化することができる統合型校務支援システム。2021年12月現在、全国約450自治体、約8,800の小中学校に導入されているという。 今回、Yubi Plus API連携サービスの採用により、EDUCOMマネージャーC4thのログイン時に、USBセキュリティ鍵から発行されるワンタイムパスワード(OTP)と通常のログインパスワードを組み合わせた二要素認証が可能となり、より高いセキュリティ強化を実現する。 USBセキュリティ鍵の利用は、USBセキュリティ鍵を校務用パソコンのUSBポートに挿入し、センサー部をタッチするだけで簡単に操作可能。利用する先生の負担を低減しつつEDUCOMマネージャーC4thへのログインを強化する。また、USBセキュリティ鍵は、認証の3要素の1つである「所有要素」となっており、生体認証に比べてキッティング時の手間が少なく短い納期で済むという。 NJSは、今後もYubi Plusによる認証強化を通じて、教育機関や利用者が安心・安全にサービスを利用できるよう支援を進めるとしている。