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漢検、2022年度から検定料を1,000円値上げ

 日本漢字能力検定は2022年度の公開会場における「漢検」の検定料を改定することを、1月25日に公表した。各級で1,000円の値上げとなり、改定後の準2~4級の検定料は各3,500円、2級は4,500円、準1級は5,500円となる。

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2022年度の検定料
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 日本漢字能力検定は2022年度の公開会場における「漢検」の検定料を改定することを、1月25日に公表した。各級で1,000円の値上げとなり、改定後の準2~4級の検定料は各3,500円、2級は4,500円、準1級は5,500円となる。

 日本漢字能力検定は、1992年に財団を設立し、現在は全国47都道府県すべてに公開会場を設け、3歳から102歳まで幅広い年代が「漢検」に挑戦している。しかし、公開会場の運営を取り巻く状況は年々厳しく、安心安全に運営するための会場確保(借用)や警備等に要する経費が増大。数年にわたり費用低減と適正化に努めてきたが、全国の公開会場を維持するために、検定料を改定することになった。

 公開会場とは同協会が用意する会場のこと。協会に直接申し込む「個人受検」と学校等の団体を通じて申し込む「団体公開会場受検」がある。また、CBT(Computer Based Test)の公開会場も含む。

 2022年度の検定料は、8~10級が各2,500円、5~7級は各3,000円、準2~4級は各3,500円、2級は4,500円、準1級は5,500円、1級は6,000円。検定時間については、変更はない。なお、準会場の検定料に変更はない。

 2022年度の検定は、6月19日、10月23日、2023年2月12日に実施。第1回の6月19日実施分の受付開始日の発表は3月1日を予定している。
《田中志実》

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