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MoodleやOpen LMSに連携、学修データ分析ツール「IntelliBoard」

 アシストマイクロは2021年12月15日、米国IntelliBoardが提供する学修データ分析ツール「IntelliBoard(インテリボード)」の販売を開始した。12月16日には、高等教育機関向けのオンラインセミナーを開催する。申込みは開催前日(12月15日)午後5時まで。

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アシストマイクロ「IntelliBoard」
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  • オンラインセミナー「教育データ利活用~学修データの分析と活用事例~」
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 アシストマイクロは2021年12月15日、米国IntelliBoardが提供する学修データ分析ツール「IntelliBoard(インテリボード)」の販売を開始した。12月16日には、学習データの分析と活用事例をテーマにした高等教育機関向けのオンラインセミナーを開催する。申込みは開催前日(12月15日)午後5時まで。

 IntelliBoardは、学習管理システム(LMS)で収集された統計データを抽出し、わかりやすいレポートやダッシュボードを表示できる学修データに特化した分析プラットフォーム。教育とトレーニングのために構築された分析機能で、学習者と教員、組織全体におけるデータに基づいた意思決定を支援する。

 アシストマイクロは、10年以上にわたり学習管理システムの販売とサポートを提供してきた経験を生かし、まずはオープンソースLMSである「Moodle(ムードル)」とクラウド型学習管理システム「Open LMS(オープンエルエムエス)」におけるIntelliBoardの利活用サポートを開始。学修データの分析・活用に取り組みたいと考える教育機関に寄与する。

 IntelliBoardは130種類以上の分析レポートとチャート、グラフ、レポートを組み合わせたダッシュボードを提供。学習進捗・完了率、定着状況、満足度、評価、収益等、各種指標をクリックするだけでリアルタイムに把握することができ、学習者、教員、組織それぞれの教育活動や意思決定をサポートする。

 各コースの進捗や学習活動へのアクセス有無、期間といった複数の分析視点から進捗状況を可視化・比較することも可能。学習者の活動や教員の関与も追跡でき、離脱リスクのある学習者を特定して早期フォローを行うことで教育の質や満足度向上にも寄与する。必要なレポートが適切なタイミングで適切な人に共有されるよう、通知スケジュールも設定できる。

 IntelliBoardライセンスはサブスクリプション方式(年間契約)にて提供。価格は利用プランやユーザー数によって異なるため、詳細はアシストマイクロに問い合わせること。

 また、12月16日には、大学等の高等教育機関を対象としたオンラインセミナーを開催。学習データの分析方法やIntelliBoardの概要、活用事例を紹介する。参加無料、定員は50人。事前申込制で、申込みはWebサイトにて開催前日(12月15日)午後5時まで受け付ける。

◆教育データ利活用~学修データの分析と活用事例~
日時:2021年12月16日(木)15:00~15:45
形式:オンライン開催
参加費:無料
申込方法:Webサイトのイベントページから申し込む
申込締切:開催前日17:00まで
《畑山望》

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