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ブレンディッドラーニングとは【教育業界 最新用語集】

 「教育業界 最新用語集」では、教育業界で使われているICT用語や受験用語、省庁が進める取組み等を、おもに教育関係者向けに解説する。記事を読んでいるときや、普段の業務でわからない用語があったときに役立てていただきたい。

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 「教育業界 最新用語集」では、教育業界で使われているICT用語や受験用語、省庁が進める取組み等を、おもに教育関係者向けに解説する。記事を読んでいるときや、普段の業務でわからない用語があったときに役立てていただきたい。

ブレンディッドラーニングとは


読み


 ブレンディッド ラーニング

表記


 Blended Learning

分類


 ソフトウェア/技術/その他

ひとことで言うと


 「eラーニングと集合学習を併用する学習方法。外国語学習などに効果大」

解説


 「ブレンディッドラーニング」は、「eラーニング」と「集合学習」を文字どおりブレンドし組み合わせることで、両方の特長を活かせるようにする学習方法だ。「モチベーションが維持しにくい」とされるeラーニングの短所を補う方策として、eラーニングの普及とともに、2000年代よりその概念が広がってきた。

 eラーニングの個別学習で「事前知識の習得」、集合学習で「学習の動機付け」「実践的なスキル習得」を行うことで、時間効率をアップさせるだけでなく、両方のメリットを活かし、効果的な学習が可能になる。特に外国語学習や人材育成に効果的と考えられている。

 いわゆる「座学と実習」「個別学習と集合学習」の組合せだが、個別学習をeラーニングで行うことで、生徒側の学習スケジュールを柔軟に組むことができる。さらに集合学習を組み合わせることで、モチベーションの維持、実利用での能力向上などが見込めるという。なお集合学習では、ペア、1対1、1対多、グループなど、組合せにより、コミュニケーションの側面も生まれ、効果が変化する場合もある。

関連用語


 協働学習、eラーニング

最終更新日:2016年6月6日(リセマム「教育ICT用語」より転載)
《冨岡晶》

冨岡晶

フリーの編集者/ライター/リサーチャー。芸能からセキュリティまで幅広く担当。

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