HTMLとは
読み
エイチ ティー エムエル
表記
HyperText Markup Language
分類
ソフトウェア/技術
ひとことで言うと
「ウェブサイトを記述する言語。マークアップと呼ばれる書き方が特徴」
解説
「HTML」(HyperText Markup Languageの略)は、ウェブサイトを記述するための言語だ。インターネットのサイトは、HTMLを使って文章のように記述されている。ブラウザは、HTMLで書かれた文章(ソース)を読み込むことで、その内容に従って、サイトのホームページを表示している。
HTMLは「マークアップ」という書き方が基礎になっている。表示したい内容の前後を挟み込む(マークアップする)ことで、さまざまな表現を行うことができるのが、HTMLの特徴だ。たとえば、赤い太文字で「こんにちは」と表示されるページがあった場合、その部分は「<font color="red"><b>こんにちは</b></font>」(注:<は半角で記述)というHTMLで挟まれている。「<」と「>」で囲まれたものを「タグ」といい、さまざまなタグが用意されている。
HTMLの機能は年々拡張されており、「W3C」(World Wide Web Consortium)と呼ばれる団体が、その内容を規定している。現在もっとも普及している最新HTMLのバージョンは、2014年10月に公開された「HTML5」で、動画や音声などのマルチメディア要素が強化されている。2016年9月に「HTML 5.1」が公開される予定だ。
ちなみに、「5.1」のように小数点以下が付く場合、「HTML」と数字の間は空けるのが、HTMLのバージョン表記のルールだ。
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最終更新日:2016年6月15日(リセマム「教育ICT用語」より転載)