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Classi、学校・保護者間の連絡サービス「tetoru」無料提供

 Classiは、小中学校領域での保護者向け連絡サービス「tetoru」を2022年4月より開始する。学校と保護者間での連絡を円滑に行う機能の他、名簿等の管理機能もあり、無料でサービスを利用できる。

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tetoru 学校と保護者をつなぐコミュニケーションサービス
  • tetoru 学校と保護者をつなぐコミュニケーションサービス
  • tetoruとは
  • 2022年4月提供予定の機能
 Classiは、公立小中学校領域での保護者向け連絡サービス「tetoru」を2022年4月より開始する。学校と保護者間での連絡を円滑に行う機能の他、名簿等の管理機能もあり、無料でサービスを利用できる。学校と保護者が一緒に子供の成長を見守り、さらなる成長を促す機能の追加も順次検討し、学校と保護者間のコミュニケーションを含む、各種データのプラットフォームとなることを目指す。

 近年、児童や生徒の保護者と学校間のコミュニケーションをデジタル化する重要性は向上しており、2020年10月には文部科学大臣が「保護者等に求める押印の見直し及び学校・保護者間における連絡手段のデジタル推進」が通知されている。

 Classiは、ベネッセホールディングスとソフトバンクの合弁会社として設立した株式会社で、高校領域をおもな対象とした、保護者と学校のコミュニケーション機能を2014年から展開している。利用者は近年大幅に増加しており、現在は高等学校の半数以上がサービスを利用している。コミュニケーションのデジタル化がもたらす先生側の業務負荷の削減、保護者側の学校理解促進増の両方が求められている。

 これを受け、Classiは公立小中学校領域を対象とした保護者向けサービス「tetoru」を開始。アプリケーションを活用することで、保護者と学校間のコミュニケーションをデジタル化し、円滑にするサービス。今後は、出欠席の配信や、児童生徒からの学習成果物の提出、返却等の新たな機能の追加も順次検討していく。
《高垣愛》

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