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眼科医の著書「放っておくと怖い目の症状25」図書館1,000か所に寄贈

 医療法人の一義会は2021年8月16日、理事長で眼科医の梶原一人氏の著書「ハーバード×スタンフォード 眼科医が教える 放っておくと怖い目の症状25」を、学校医を務める小学校を始め、全国主要図書館約1,000か所へ寄贈したことを公表した。

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墨田区立緑小学校に寄贈された本
  • 墨田区立緑小学校に寄贈された本
  • 梶原一人院長(左)が寄贈
  • ハーバード×スタンフォード 眼科医が教える 放っておくと怖い目の症状25
  • ハーバード×スタンフォード 眼科医が教える 放っておくと怖い目の症状25
 医療法人の一義会は2021年8月16日、理事長で眼科医の梶原一人氏の著書「ハーバード×スタンフォード 眼科医が教える 放っておくと怖い目の症状25」を、学校医を務める小学校を始め、全国主要図書館約1,000か所へ寄贈したことを公表した。

 人生100年時代を迎えつつある今、失明を防いで生活の質を最期まで落とさないことが一層大切になっている。一義会は、目について間違った常識に惑わされず、正しい知識を身に付けてほしいという強い思いから、「ハーバード×スタンフォード 眼科医が教える 放っておくと怖い目の症状25」を全国主要図書館へ寄贈した。全国の図書館で多くの人に長い期間読み続けてもらい、定期健診や違和感を覚えたら受診する人が増えてほしいという。

 著者の梶原一人氏は、東京都墨田区の眼科かじわらアイ・ケア・クリニック院長。アメリカ・ハーバード大学とスタンフォード大学に11年在籍し、世界的権威の2大科学誌「ネイチャー」「サイエンス」に論文が掲載された。日本における失明原因のトップである緑内障は、40歳以上の20人に1人がかかっていると言われているが、失明寸前まで自覚症状なく進行するとても怖い病気。また、失明リスクのある病気が隠れているかもしれない飛蚊(ひぶん)症も、ようすを見ようと思われがちだが、症状が落ち着いたと思っている間に取り返しのつかないところまで進行してしまうことがある。目の不調は市販の目薬で済ませたり、「歳だから…」と放っておいたりする人が多く、眼科を受診した時には手遅れになっている人を1人でも多く救いたいという。

 学校医を務める墨田区立緑小学校は読書活動に力を入れており、近藤幸弘校長先生は「子供のころから目の大切さを知ってもらいたい。高学年であれば読める優しい語り口であるし、ぜひ小さい子の親御さんに読んでいただきたい」と寄贈に感謝をした。

 「ハーバード×スタンフォード 眼科医が教える 放っておくと怖い目の症状25」は、2021年7月7日に発行し、全国書店で販売している。出版社はダイヤモンド社、定価は1,650円。
《田中志実》

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