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国際物理オリンピック、10大会連続で全員メダル獲得

 第51回国際物理オリンピックが、2021年7月17日から24日までオンラインにて開催された。日本からは5名の高校生が参加し、金メダル1つ、銀メダル3つ、銅メダル1つを獲得した。

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 第51回国際物理オリンピックが、2021年7月17日から24日までオンラインにて開催された。日本からは5名の高校生が参加し、金メダル1つ、銀メダル3つ、銅メダル1つを獲得した。

 国際物理オリンピック(IPhO)は、1967年にポーランドのワルシャワで第1回大会が開催された物理の国際的なコンテスト。参加資格は、20歳未満でかつ大学等の高等教育を受けていない者。大会期間中、選手は理論問題・実験問題にそれぞれ5時間をかけて挑戦する。各国5名まで参加でき、成績優秀者には金メダル(参加者の約8%)、銀メダル(同17%)、銅メダル(同25%)が与えられる。

 第51回国際物理オリンピックは、オンラインにて7月17日から24日まで開催。76か国・地域から368名が参加した。日本代表の5名は、全員がメダルを獲得。金メダルは、久留米大学附設高等学校3年生の楠元康生さん。銀メダルは、筑波大学附属駒場高等学校3年生の粟野稜也さん、東京都立武蔵高等学校3年生の村山一央さん、久留米大学附設高等学校3年生の糸永泰樹さんの3名。銅メダルは、灘高等学校3年生の佐藤颯真さん。日本代表の5名全員がメダルを獲得するのは、10大会連続のこととなる。

 国際物理オリンピックは、開催国を持ち回りとして毎年開催されており、2022年はベラルーシで開催される予定。なお、2022年に予定していた日本大会は、新型コロナウイルス感染拡大により、開催が1年延期になり、2023年に開催予定。
《桑田あや》

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