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知的障害に対する通級指導の実践研究、公募開始

 文部科学省は2021年7月8日、知的障害のある児童生徒に対する通級による指導を実践研究する「特別支援教育に関する実践研究充実事業」の公募を開始した。対象となるのは、教育委員会や国立大学法人、学校法人。7月30日まで提出書類をメールで受け付ける。

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 文部科学省は2021年7月8日、知的障害のある児童生徒に対する通級による指導を実践研究する「特別支援教育に関する実践研究充実事業」の公募を開始した。対象となるのは、教育委員会や国立大学法人、学校法人。7月30日まで提出書類をメールで受け付ける。

 特別支援教育に関する実践研究充実事業(知的障害に対する通級による指導についての実践研究)は、学校教育法施行規則第140条に規定する障害に応じた特別の指導(通級による指導)について、その効果や課題の抽出を行うもの。現行では対象となっていない知的障害のある児童生徒を対象として実施し、その効果や課題を検証する。

 公募対象は、都道府県・指定都市教育委員会、市町村教育委員会、附属学校を設置している国立大学法人、小学校・中学校・義務教育学校・高等学校・中等教育学校を設置する学校法人。都道府県教育委員会は、域内の市(特別区を含む)町村教育委員会に事業の一部を再委託することが可能。

 企画提案書(事業実施計画書)等の提出書類は、7月30日午後6時15分までにメールで提出する。直接持参やFAXによる提出は不可。8月上旬(予定)に特別支援教育関係事業審査評価委員会において書類選考を実施し、8月中旬(予定)に審査結果を通知。8月末旬に契約締結予定。公募要領等は、文部科学省Webサイトで公表している。

◆特別支援教育に関する実践研究充実事業
公募期間:2021年7月8日(木)~7月30日(金)18:15
公募対象:都道府県・指定都市教育委員会、市町村教育委員会、附属学校を設置している国立大学法人、小学校・中学校・義務教育学校・高等学校・中等教育学校を設置する学校法人
提出方法:提出書類をメールで提出する
※直接持参やFAXによる提出は不可
《奥山直美》

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