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密や接触を避けた環境づくりを支援…東和エンジニアリング

 東和エンジニアリングは、学校・教育施設における密や接触を避けた環境づくりを支援している。顔認証による「検温記録管理」、学生のスマートフォンを活用した「出席管理システム」、人の集まっている場所が事前にわかる「見える化ソリューション」を提供している。

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 東和エンジニアリングは、学校・教育施設における密や接触を避けた感染対策の環境づくりを支援している。顔認証による「検温記録管理」、学生のスマートフォンを活用した「出席管理システム」、人の集まっている場所が事前にわかる「見える化ソリューション」を提供している。

 新型コロナウイルス感染症の流行下において、学校・教育の現場では、学生や子供たちが学校に集まりづらい状況が続いている。行事やサークル活動・部活動等、集まるべきときに集まれないことは豊かな学校生活を妨げるストレスになる。また、学校ごとに感染防止対策を行い徐々に対面授業が再開されてはいるものの、検温・手洗い・消毒といった個人に任せた対策だけでは不安な面もある。

 このような状況を受け、東和エンジニアリングは「いかに“触れず”に“密にならず”に感染を抑えるか」という先回りの対策をシステムで支援している。

 「スマートサインN@vi」は、出退や在室をスムーズに確認できるシステム。校舎や教室の入口等に設置したサーマルカメラと顔認証技術を連携させた独自のシステムにより、検温するだけで事前登録済みの学生・教職員の検温結果を自動で記録する。記録を取得していることで体調不良者の進入抑止効果につながる他、一定期間検温記録を保管することで万一の場合に個人の検温履歴を確認することができる。

 「出席管理システム」では、教室に人の居場所を検知するビーコンを設置し、学生個人のスマートフォンに出席管理アプリをインストールすることで、学生が教室に入室するとスマートフォンでの出席登録が可能となる。学生がスマートフォンを持って教室を出るとビーコンが検知し退席のログが残る。ICカードや出欠表が不要なため共有物に触れずに済み、点呼による確認で先生と学生が共に大きな声を出すこともないため飛沫感染の予防にもつながる。

 「見える化ソリューション」では、食堂やカフェテラス、ラウンジ、図書館等、人が集まる場所の机・椅子等に専用の人感センサーを設置することで、ディスプレイやスマートフォンで密集状況をリアルタイムで確認できる。混雑状況や空席状況を見える化することで、事前に密を避けることができる。

 東和エンジニアリングでは、これまでの学校・教育施設へのシステム導入実績・ノウハウをもとに、規模や要望にあわせた自動管理や非接触といったソリューションを提供。授業やセミナー、行事の収録・編集・配信等のコンテンツ活用の支援、同社スタジオを利用した収録や配信も可能。対面と映像配信等を使い分けたより良い教育環境の構築をサポートするとしている。問合せは、Webサイトや電話で受け付けている。
《奥山直美》

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