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文科省、水泳授業における感染症対策の徹底を呼び掛け

 文部科学省とスポーツ庁は2021年4月9日、学校の水泳授業(幼稚園におけるプール活動を含む)における感染症対策について事務連絡を発出。地域の感染状況を踏まえ、密集・密接の場面を避けるなど対策を講じたうえで、水泳授業の実施について検討するよう呼び掛けた。

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 文部科学省とスポーツ庁は2021年4月9日、学校の水泳授業(幼稚園におけるプール活動を含む)における感染症対策について事務連絡を発出。地域の感染状況を踏まえ、密集・密接の場面を避けるなど対策を講じたうえで、水泳授業の実施について検討するよう呼び掛けた。

 文部科学省およびスポーツ庁による事務連絡は、学校の水泳授業(幼稚園におけるプール活動を含む)における感染症対策の徹底を求めるもの。都道府県・指定都市教育委員会の学校体育主管課・幼稚園主管課らに対し、所管の学校などに周知するよう要請した。

 感染症対策として、「学校プールについては、学校環境衛生基準に基づき適切に管理すること」「体調が優れない児童生徒の水泳授業への参加は見合わせること」「授業中、手をつないだり、体を支えたりするなど、児童生徒が密接する活動は避けること」「児童生徒が使用するタオルやゴーグルなどの私物の取り違えや貸し借りをしないよう指導すること」など8つの項目を提示。児童生徒の健康と安全を第一に考えて、それらの事項を十分に踏まえた対策を講じたうえで、水泳授業の実施について検討するよう呼び掛けた。

 また、実施にあたっては、スポーツ庁が作成した「コロナ禍における体育、保健体育の教師用指導資料」も参考にすることとしている。
《桑田あや》

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