大阪府は2021年4月14日、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けて、小学校・中学校・高校・支援学校は部活動を原則休止、大学等は原則オンライン授業を行い、学生の部活動を自粛するよう要請した。 今回の要請は、4月14日に行われた大阪府新型コロナウイルス対策本部会議で話し合われたもの。府民、大学等、小学校・中学校・高校・支援学校、経済界に向けて、まん延防止等重点措置期間(5月5日まで)における緊急のお願いをしている。 大学等には、授業は原則オンラインとするよう要請。また、学生に向けて部活動の自粛を徹底するよう求めた。オンライン授業の実施が困難な場合は、クラスを分割した授業や大教室の活用等により密を回避するよう求めている。 小学校・中学校・高校・支援学校には、部活動は原則休止するようお願いしている。ただし、部活動において公式大会への出場等、必要であると学校が判断する場合は、感染防止対策を徹底したうえで、活動時間を短縮して実施することができる。 授業は平常授業を継続するが、感染リスクの高い合唱や調理実習などの活動は実施しないように求めている。感染拡大により不安を感じて登校しない児童生徒等については、オンライン等を活用して十分な学習支援を行う。修学旅行や府県間の移動をともなう教育活動は、中止または延期するとしている。