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実例から学ぶ「ソーシャルビジネス学習プログラム」高校生向け

 みんなの夢をかなえる会は2021年4月13日、2020年から無償で公開している、高校生が社会問題を探究・解決するビジネスモデルを自ら考える「ソーシャルビジネス学習プログラム(オンライン版)」を、全面的に刷新したことを発表した。

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ソーシャルビジネス学習プログラム
  • ソーシャルビジネス学習プログラム
  • 第1章「ソーシャルビジネスを学ぶ」動画イメージ
  • 第2章「社会問題について考える」動画イメージ
  • 第3章「社会問題を解決している企業を知る」動画イメージ
 みんなの夢をかなえる会は2021年4月13日、2020年から無償で公開している、高校生が社会問題を探究・解決するビジネスモデルを自ら考える「ソーシャルビジネス学習プログラム(オンライン版)」を、全面的に刷新したことを発表した。

 ソーシャルビジネス学習プログラムは、合計270分の動画視聴で、生徒が社会問題やSDGsを学び、社会問題を解決する社会起業家の事例を学び、社会問題を解決するビジネスモデルを策定するプログラム。文部科学省の「総合的な探究の時間・学習指導要領」にある「自己の在り方生き方に照らし、自己のキャリア形成の方向性」を考える機会とすることができる。

 なお、「SDGs(持続可能な開発目標)」とは、2015年9月の国連サミット採択の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標。「貧困をなくそう」「質の高い教育をみんなに」といった17のゴールと、169のターゲットで構成されている。

 カリキュラムは4部構成で、第1章は「ソーシャルビジネスを学ぶ」、第2章は「社会問題について考える」、第3章「社会問題を解決している企業を知る」、第4章では「君も社長になって社会問題を解決しよう」がテーマ。たとえば、第1章では代表理事の渡邉美樹氏が、「夢」「SDGs」について自身の経験を交えて解説し、高校生にソーシャルビジネスを学ぶ意義を伝え、第4章では実例を交えながら社会問題を解決するビジネスモデルの作り方を学ぶ。動画はすべてWebサイトから視聴できる。

 なお、プログラムで作成したビジネスモデルは、みんなの夢をかなえる会が主催する高校生のビジネスモデルコンテスト「高校生みんなの夢AWARD」にエントリーすることができる。エントリーした高校生には、AO入試や推薦入試で利用できる「高校生みんなの夢AWARDエントリー証明書」を6月下旬に発行している。
《桑田あや》

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