全国の小学校から大学までの学校法人向けに「オンライン健康相談」サービスを提供するWelcome to talkは2021年5月1日より、導入校の生徒・保護者・教職員のサービス利用時間を変更する。教職員らの要望を受け、利用時間を午後1時から午後10時へ変更する。 「オンライン健康相談」は、教育機関に特化したオンライン精神医療相談サービス。契約者は、小学校から中学校、高校、専門学校、短期大学、大学までの学校法人や自治体。導入校の生徒・保護者・教職員は、スマートフォンやタブレットなどから医師(児童精神科医・精神科医)、心理士(臨床心理士・公認心理師)など経験豊富な専門家に心の不安や悩みを相談することができる。 これまで、多くの学校保健担当者や養護教諭等の教職員から夜対応の要望があったほか、「夜に誰かとつながりたい子供たちが多い」「帰宅後の保護者利用」「日中は生徒対応で忙しい教職員の利用促進」などの声が寄せられていた。また、経済産業省に採択された「先端的教育用ソフトウェア導入実証事業」でも、利用者の半数以上が放課後など夕方以降に集中していたという。 要望と利用実態を反映させる形で今回、5月1日から利用時間を大幅に見直し、夜時間の健康相談ニーズに対応する。現行の利用時間は「平日午前9時~午後7時」だが、5月1日からは「平日午後1時~午後10時」となる。