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特許庁「知的財産権侵害防止」学習指導案を公開…モデル授業実施

 特許庁は、「2020年度(令和2年度)コピー商品撲滅キャンペーン」の一環として、学校向けの学習指導案を特設サイトで公開している。2021年1月には、東京都立西高等学校の1年生を対象に「知的財産権侵害防止教育」のモデル授業を実施した。

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コピー商品撲滅キャンペーン
  • コピー商品撲滅キャンペーン
  • モデル授業のようす
  • 特許庁のサイトでコピー商品を見分けるチェックポイントを確認
  • カメラのバッテリーの正規品とコピー商品を見比べる高校生
 特許庁は、「2020年度(令和2年度)コピー商品撲滅キャンペーン」の一環として、学校向けの学習指導案を特設サイトで公開している。2021年1月には、東京都立西高等学校の1年生を対象に「知的財産権侵害防止教育」のモデル授業を実施した。

 キャンペーンは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、インターネット上で買い物をする機会がさらに増えている中、若者がコピー商品を買わないよう啓発するもの。特設Webサイトでは、コピー商品に関する正しい知識を能動的に学んでもらうための学習指導案を公開している。今回のモデル授業では、その学習指導案に沿った授業を実践した。

 モデル授業は1月下旬から2月上旬にかけて実施。正規品とコピー商品の実物を比較して見てもらう機会を設け、「コピー商品を見分けるチェックポイント」を確認した。さらに、「コピー商品をなぜ購入してはいけないのか」「コピー商品を撲滅するために何をすべきか」について、生徒同士で活発なディスカッションを行った。

 実際に授業を受けた生徒からは「本物のブランド品とコピー商品の違いを実際に感じることができ、とても刺激的な授業だった。1人の消費者として、コピー商品を身近な問題の1つとして捉えることが大切だと感じる」「私たちひとりひとりが、コピー商品の悪影響を知り、買ってはいけないことを理解することと、この問題を自分に身近なことだと思えるようにすることが必要だと思う」などの感想が寄せられた。

 特設サイトでは、「知的財産権侵害防止教育」学習指導案として、「標準型」「ディスカッション重視型」および「調査+ディスカッション重視型」の3種類が公開されている。これらの学習指導案は、全国公民科・社会科教育研究会の協力を得て作成されたもので、高等学校の学習指導要領に準拠し、「現代社会」と「政治・経済」の科目における消費者教育と知的財産権教育に対応したもの。

 また、サイトではこれら3種類の学習指導案に加えて、高等学校の教員が授業実践のために活用することのできる教材として、生徒に配布する資料やハンドアウトなどを閲覧・プリントアウトできるようにしている。また、モデル授業を実施した当日のようすや授業を受けた生徒の感想などについても公開している。
《田中志実》

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