文部科学省は、2021年度(令和3年度)大学入学者選抜における新型コロナウイルス感染症への対応等に関する変更について、2021年2月12日時点の状況を一覧表にまとめてWebサイトに掲載した。東北大学など、新たに5校7件の情報を追加している。 一覧表は、新型コロナウイルスに関連した感染症対策への対応について、文部科学省が2月12日時点で大学から報告された情報をまとめたもの。国公私立大学について、大学名と変更を行った選抜区分、変更を行った学部・学科、変更前・変更後の試験実施日と内容を記載している。 前回の2月5日時点で公表した情報からの追加分は、オレンジ色に色分けして掲載。国立大学は71件(2月5日から2件増)、公立大学は32件(増減なし)、私立大学は190件(同4件増)、公立短期大学は4件(増減なし)、私立短期大学は64件(同1件増)の変更を報告している。 このうち、東北大学では3月8日から12日の期間内で実施する理学部と工学部の特別選抜(グローバル入試II期)について、当初予定していた対面での筆記試験と面接試験から、オンラインによる筆記試験と面接試験へと変更する。 東京都市大学は、理工学部や建築都市デザイン学部など7学部において、3月14日の一般選抜で当初予定していたグループディスカッションを小論文に変更する。 なお、最新の入試情報は、各大学のWebサイトなどで必ず確認すること。