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効率的でワクワクするICT活用の実践例…iTeachers TV

 iTeachers TVは2020年11月25日、郁文館夢学園の田中善将先生と村野廣太先生による教育ICT実践プレゼンテーション「効率的でワクワクするICT活用」を公開した。ICT活用を段階的に進める郁文館夢学園の「SAMRモデル」や他校の実践事例を紹介する。

事例 ICT活用
iTeachers TV「効率的でワクワクするICT活用」
  • iTeachers TV「効率的でワクワクするICT活用」
  • 田中善将先生/村野廣太先生「効率的でワクワクするICT活用」前編
  • 田中善将先生「効率的でワクワクするICT活用」後編
  • iTeachers TV
 iTeachers TVは2020年11月25日、郁文館夢学園の田中善将先生と村野廣太先生による教育ICT実践プレゼンテーション「効率的でワクワクするICT活用」を公開した。ICT活用を段階的に進める郁文館夢学園の「SAMRモデル」や他校の実践事例を紹介する。

 iTeachers TVは、教育ICTを通じて「新しい学び」を提案する教育者チーム「iTeachers」による教育ICT情報番組。先生や生徒、教育関係者をゲストに招き、ICTを活用した「新しい学び」の実践や取組みをプレゼンテーション形式で紹介する。

 今回のゲストは、郁文館夢学園の田中善将先生と村野廣太先生。「効率的でワクワクするICT活用」と題して、11月18日に前編(Vol.252)、11月25日に後編(Vol.253)を公開した。

 田中先生は、都内私学の数学科現職教員。1人1台のChromebook導入を先導してきた経験をもとに2018年、スクールエージェントを設立。2019年にはGoogle認定イノベーターの認定を取得し、G suiteを機軸とした教育プロデュースや業務効率化サポートを行っている。村野先生は、郁文館グローバル高等学校で理科を担当。高校3年生の担任をしながら同校のICT活用推進の責任者を務めている。

 前編では、田中先生が「代替(S)」「増強(A)」「変容(M)」「再定義(R)」という4段階でICT活用を進める「SAMRモデル」に沿った郁文館夢学園の実践を紹介。PDFデータ共有など「Sレベル」からスタートし、YouTubeなどを活用した「Aレベル」、アクティブ・ラーニングにつながる「Mレベル」までを説明し、「Rレベル」は村野先生が高校の探究型学習「協働ゼミ」について話をする。

 後編は、田中先生がスクールエージェント代表取締役の立場から「子どもたちの興味をひく4つの工夫」をテーマに展開。スクールエージェントがサポートに携わった実践事例として、LCA国際小学校3年生の国語の授業「しごとのくふう、見つけたよ」、関東第一高等学校1年生の数学の授業「三角比 導入」を取りあげ、担当教諭のインタビュー動画を通して、生徒のモチベーションを意識した授業の工夫などを伝える。

 番組後半には「教育ICTなんでも3ミニッツ」コーナーを収録。前編では玉川大学の小酒井正和先生による「授業で使える!ツール活用講座」、後編では教育ICTコンサルタントの小池幸司先生による「教育現場で使えるiPadアプリ講座」を紹介する。

 番組は、すべてiTeachersのYouTubeチャンネルで視聴できる。毎週水曜日の夜に「iTeachersTV~教育ICTの実践者たち~」シリーズの新作を公開している。これまでに253回の番組を配信しており、過去の番組も視聴できる。

◆iTeachers TV【Vol.252】郁文館夢学園の田中善将先生/村野廣太先生
「効率的でワクワクするICT活用」前編


◆iTeachers TV【Vol.253】郁文館夢学園/スクールエージェントの田中善将先生
「効率的でワクワクするICT活用」後編
《奥山直美》

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