国立情報学研究所(NII)は2020年9月25日、第17回「4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウム」をオンライン開催する。遠隔と対面を併用したハイブリット型の授業の在り方について、工夫を共有する。事前申込制。 「4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウム」は、新型コロナウイル感染拡大に伴い、遠隔授業などの準備状況に関する情報をできる限り多くの大学間で共有することを目的とした企画。3月26日以降、定期的にオンラインで開催している。 第17回となる今回は、コロンビア大学教育学大学院(Teachers College)准教授が 「コロンビア大学教育学大学院の新型コロナウイルスに対応した教育の取り組みと今後の方針」、香港城市大学専業進修学院 Academic advisorが「香港の大学におけるオンライン授業の概要と実践」と題して講演する。 秋学期からは、感染に注意しつつ対面も開始する「ハイブリッド」が地域の状況に応じて導入されることから、ハイブリッドの在り方について、その工夫を共有。北海道大学や千葉工業大学の実践事例、京都大学の教員調査結果なども紹介する。これまでは学生が遠隔授業をどう感じてきたかに注目してきたが、17回からは教える側である教員に注目していくという。 申込みは、NIIのWebサイト参加登録フォームから受け付けている。申込受付後、登録メールアドレスにWeb会議システムへの接続先情報などが送付される。なお、Webサイトでは過去16回のシンポジウムのアーカイブを公開。講演映像や資料を見ることができる。◆第17回 4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウム日時:2020年9月25日(金)12:30~14:30(予定)申込方法:Webサイトの参加登録フォームから申し込む※申込受付後、登録メールアドレスにWeb会議システムへの接続先情報などを送付