国立教育政策研究所は2020年9月15日、「高度情報技術の進展に応じた教育革新」をテーマに教育研究公開シンポジウムをオンラインで開催する。申込みは2020年9月8日正午まで。 国立教育政策研究所では、高度情報技術を活用することで得られるインパクトのうち、とりわけ学習評価の充実に期待を寄せ、ポストコロナに向けた教育システムの再構築に寄与すると予想している。 本シンポジウムでは「新型コロナウイルス感染症を踏まえて、高度情報技術の進展に応じた教育革新をどう展望し、いかに実現していくことができるのか」について、初等中等学校教育に焦点をあて、考える。米国学術研究会議が提言し、世界的にも有名な「評価の三角形」という概念枠組みを参照し、高度情報技術を活用した「学習評価」の充実によって、いかに教育システムの再構築を行うべきか議論を行う。 基調講演は「テクノロジーが支援する評価システムの開発・実装に向けた示唆的な概念としての『評価の三角形』」をテーマに、イリノイ大学シカゴ校特別教授・James Pellegrino氏による講演ビデオが放映される。講演は英語だが、日本語字幕付き。そのほか、文部科学省担当者によるパネルディスカッションや有識者によるビジョナリートークが予定されている。 参加費は無料。定員は1,000名。イベントの詳細の確認や申込みはWebサイトにて行うことができる。締切りは2020年9月8日正午で、受付は先着順。◆国立教育政策研究所 教育研究公開シンポジウム「高度情報技術の進展に応じた教育革新」~「学習評価」の充実による教育システムの再構築:みんなで創る「評価の三角形」~日時:2020年9月15日(火)13:00~16:30会場:オンライン定員:1,000名参加費:無料参加対象:GIGAスクールなど現在の教育革新に関する施策動向を踏まえたうえで、数年先の高度情報技術の進展に応じた教育革新に関心をもつ教育関係者、保護者、情報技術開発者など申込方法:Webサイトにて申し込む締切:2020年9月8日(火)12:00※先着順で、定員になり次第受付終了