セガとアシアルは2020年6月26日、アシアルが提供するプログラミング学習環境「Monaca Education」において、セガが展開するアクションパズルゲーム「ぷよぷよ」のソースコードを使ってプログラミングを学習できる教材コンテンツ「ぷよぷよプログラミング」の提供を開始した。 「Monaca Education」は、スマートフォンアプリを作りながらプログラミングを学び、生活や社会の問題解決をする力を養うことができるプログラミング学習環境。特別なソフトウェアのインストールは不要で、ブラウザを用いてクラウド環境でプログラミング学習を進めていくことが可能。 「ぷよぷよ」は、1991年に家庭用ゲーム機向けタイトルとして発売された、落ちてくる同じ色の「ぷよ」をくっつけて消すというシンプルなルールで遊べる、落ち物アクションパズルゲーム。シリーズ作品は家庭用ゲーム機、アーケード機、スマートフォン向けアプリなどさまざまなプラットフォームに展開されている。 この度提供する教材コンテンツ「ぷよぷよプログラミング」では、HTML5やJavaScriptで記述されたソースコードを書き写す作業(写経)を通して、実際に「ぷよぷよ」のプレイ画面を確認しながらコーディングを行う。プログラミング初心者はこの写経によって、コーディングに慣れることができるほか、間違いを自分で発見し修正する能力が身に付き、そして完成させたという自信につなげることができる。完成後は背景の「ぷよ」の色を変えたり、「ぷよ」の置ける数を増やすなど簡単な設定の変更など改編も可能。初級コースから中級・上級コースまでの難易度を用意している。 クラウド環境でOSに依存しないため、インターネット環境があれば自宅や教育機関、公共施設が保有する既存PCによる学習や指導が可能。ソースコードは、「ぷよぷよeスポーツ×プログラミング」公式サイトにてダウンロードできる。