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スタディパーク、遠隔教育の課題を解決する学習サービス開発

 「学研CAIスクール」などの個別指導スタイルの塾を4スクール展開中のスタディパークは2020年5月26日、従来の遠隔教育の課題を解決し、対面学習の弱点も補う新しいオンライン学習サービスについて、休校期間中の約2か月提供して明らかになった学習効果を発表した。

教材・サービス 授業
LINEで学習中の質問を受付
  • LINEで学習中の質問を受付
  • ZOOMのアウトブレイク機能を活用し個別に対応する時間を設定
  • 授業の最後に丸付けをしたノートの画像をLINEで送ってもらい、ひとりひとりに返信していく
  • 時限ごとのテーマを設定し、講師からのテーマに対し反応をLINEでもらい紹介する時間などを設ける
  • 演習中はカメラを手元に合わせる
  • 録画しているので、不正やサボりなど怪しい時間帯がある場合は、講師はその時間帯を確認できる
  • 校舎側の受け入れ体制
 「学研CAIスクール」などの個別指導スタイルの塾を4スクール展開中のスタディパークは2020年5月26日、従来の遠隔教育の課題を解決し、対面学習の弱点も補う新しいオンライン学習サービスについて、休校期間中の約2か月提供して明らかになった学習効果を発表した。

 スタディパークが提供するオンライン学習サービスでは、「a:一方的な配信、または単なる自習になってしまう」「b:単調になりがちで、飽きてしまう」「c:答えを写すなど、不正やサボりが生じやすい」といった従来の遠隔教育の課題を解決。具体的には、「a」はLINEで学習中の質問を受け付けるなど個別に応対すること、「b」は時間割を決め、従来の塾よりも1コマあたりの時間を短く設定し、学習する内容をこまめに切り替えること、「c」は双方向性ビデオ通話により見守り機能が働くことで解決している。

 また、「d:時間に制限があるので、説明が浅くなってしまうことがあった」「e:物理的な制約により、十分な学習時間が確保できない」といった、これまでの対面形式に不足していた領域をカバー。「d」については質問がテキスト上に残っているので後から補足の説明ができ、「e」については移動時間がなくなることにより、部活などで忙しい生徒でも学習時間を確保できるようになる。

 対象生徒は、横浜市南区、港南区、横須賀市のいずれかに在住の小学1年生~高校3年生。対象科目は英数国理社。1コマ(45分)の学習は、「導入(開始の挨拶、コミュニケーションタイム)」「動画視聴」「内容整理・暗記」「問題演習」「誤答分析&質問タイム」「解き直し・追加問題演習」「終了(終了の挨拶、コミュニケーションタイム)」という流れで進められる。費用は1日体験学習(6時間)で3,000円。開催日時は、学校の休校再開までは月~木曜の午前9時から午後4時で、今後は学校の再開状況にあわせて受入れ時間を再検討中(詳細は要問合せ)だという。

 サービス利用者からは、「コミュニケーションがメインで進んでいくため、時間が短く感じ疲労感も少なかった」「アドバイスがLINEに残るため、復習がやりやすい」(生徒)、「だらけるかなと思っていたが、子どもたちが学習中、ずっと集中してたので驚いた」「夜遅い時間のお迎えに追われずにすむ」(保護者)、「手元が映し出されるため、対面形式よりも更に個人の把握ができるようになった」「ZOOMもLINEもすべて記録に残しているため問題が発生した際解決がスムーズになった」などの声が寄せられている。

 生徒へのアンケート結果では、90.4%がオンラインでも「相談したいことやわからないことは、相談・質問できている」と回答しており、高い満足度を得ている。スタディパークは想定以上の学習効果を確認できたことから、学校再開後も一部のオンライン学習を継続し提供していく予定としている。
《桑田あや》

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