
学力調査のCBT化、教師の期待と課題
新学社は、小中学校の教師を対象に「学力調査等のCBT化と学習の結果や履歴の可視化への期待」に関する調査を実施した。調査は2024年12月27日から2025年1月6日まで行われ、1,029人の教師が参加した。調査結果から、CBT(Computer Based Testing)の導入に対する教師の期待と課題が明らかになった。

茨城県、教員試験の大学3年生前倒し選考…224人が通過
茨城県教育委員会は2025年1月22日、2026年度(令和8年度)採用の公立学校教員選考試験における「大学3年生を対象とした前倒し選考」に、224名が通過したことを公表した。試験は2024年12月15日に実施し、235名が志願していた。

神奈川県、学校統計要覧を公表…学級数や教職員数を収録
神奈川県教育委員会は2025年1月22日、令和6年度(2024年度)神奈川県学校統計要覧を公表した。幼稚園や小中学校、高校などの学校・園数、学級数、在学者数、教職員数などの情報を一覧にまとめて公表している。

デジタル教科書を正式な教科書へ、扱い見直し検討…文科省
文部科学省は2025年1月21日、デジタル教科書の活用に向けた論点を示した。紙の教科書の「代替教材」という現行の扱いを見直し、デジタル教科書を「正式な教科書」として検討する方針を盛り込んだ。新しいデジタル教科書は、2030年度からの使用開始を想定している。

デジタル教科書、選択制導入へ…文科相1/21会見
2025年1月21日、文部科学省で行われた記者会見において、あべ文部科学大臣はデジタル教科書の選択制導入に関する議論が進行中であることを明らかにした。中央教育審議会のワーキンググループで、デジタル教科書を正式な教科書として認め、紙とデジタルのどちらを使用するかを教育委員会が決定する選択制の導入に向けた論点が示される予定であるという。

SSH中間評価、仙台第一・加古川東ら7校が高評価獲得…文科省
文部科学省は2025年1月21日、2024年度に対象となるスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校47校の中間評価を発表した。6段階中、もっとも高い評価は該当校なし。宮城県仙台第一高校や兵庫県立加古川東高校など7校が2番目に高い評価を得た。

【共通テスト2025】平均点など中間発表(1/22時点)「情報I」は73.10点
大学入試センターは2025年1月22日、2025年度(令和7年度)大学入学共通テスト(以下、共通テスト)の平均点等一覧(中間集計)を発表した。初導入された新課程「情報I」の平均点は73.10点だった。最終発表は2月6日(予定)。

広島への修学旅行費助成…被爆80周年にあわせ平和学習支援
広島平和文化センターは、被爆80周年となる2025年度の事業の一環として、修学旅行で広島を訪れる中学校を対象に、旅行費用の一部として助成金を支給する方針を示した。対象は東京都および関東5県の公立中学校。今後5年間で100校を平和学習のモニター校として指定し、修学旅行への助成や平和学習の事前支援などを行うとしている。

DXハイスクール、2025年度の概要発表…約1,200校を支援
文部科学省は、令和7年度(2025年度)高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)の概要を発表した。補助額は、継続校が500万円(重点類型の場合700万円)、新規採択校が1,000万円(重点類型の場合1,200万円)。2025年度予算(案)として、新規に2億円を計上している。

学習コンテンツ充実・活用促進実践研究の公募…文科省
文部科学省は2025年1月20日、学びのDX推進に向けた学習コンテンツ充実・活用促進実践研究の公募について発表した。入札説明会を1月30日に実施。入札書の受領期限は2月13日正午、開札は3月6日午前11時。説明会参加にあたっては、事前登録が必須となる。

【共通テスト2025】予想平均点や自己採点ツールなど、試験後に役立つ記事まとめ(1/23更新)
2025年度(令和7年度)大学入学共通テスト(旧センター試験、以下、共通テスト)の本試験が終了した。国公立大学の2次試験(個別試験)の出願は、2025年1月27日から始まる。教育情報サイト「リセマム」では、共通テストに関する最新情報を随時公開している。この記事では、試験後に役立つ情報を紹介する。

高知県の教員採用、第3回名簿登載者を発表…合格は431人に
高知県教育委員会は2025年1月17日、2025年度(2024年度実施)高知県公立学校教員採用候補者第3回名簿登載者と第2回任期付教員名簿登載者を発表した。第3回名簿登載者数は計10人。第1回~第3回をあわせた名簿登載者数は計431人となった。

岡山市教員採用試験2025、3つの変更点…特別選考も
岡山市教育委員会は2025年1月17日、2025年度の岡山市公立学校教員採用候補者選考試験の募集概要を発表した。試験は2026年度の教員採用候補者を選考するために実施され、一般選考に加え、特別選考も行われる。試験は夏と秋に分けて実施され、詳細な日程や内容が公表された。

少子化支える私立大学等経営改革支援…文科省選定
文部科学省は2025年1月17日、2024年度(令和6年度)「少子化時代を支える新たな私立大学等の経営改革支援」の選定結果を発表した。戦略的経営改革支援「メニュー1」は新渡戸文化短大など45校、複数の大学等連携による経営改革支援「メニュー2」は4グループ(計13校)を選定した。

堺市教員採用、大学推薦選考の詳細発表
2025年1月17日、堺市教育委員会は2026年度(2025年度実施)の堺市立学校教員採用選考試験における「大学等推薦対象選考」の実施要項を発表した。選考は、大学などからの推薦を受けた者を対象に行われ、出願は堺市電子申請システムを通じて実施される。

青少年体験活動推進「いーたいけんアワード」受賞企業決定
2025年1月17日、東京都で文部科学省が主催する「青少年の体験活動推進企業表彰」の最終審査が行われ、文部科学大臣賞と優秀賞の受賞企業が決定した。最優秀賞である文部科学大臣賞が大企業部門と中小企業部門からそれぞれ1件ずつ、優秀賞が大企業部門5件、中小企業部門3件の計8件が選ばれた。