教育業界ニュース
LM TOKYOは2020年6月17日、顔認証技術を活用した高速体温測定システム「AI検温モニタKAOIRO-カオイロ-」のクラウド版を発表した。クラウド版はPCのブラウザ上で顔認証と検温ログが確認でき、学校などで入室と同時に非接触体温測定と出席管理ができるようになった。
富士通研究所と富士通研究開発中心(FRDC)は、カメラで撮影した映像から、複雑な手洗い動作を認識するAI「行動分析技術 Actlyzer手洗い動作認識」を開発した。これにより、手洗い実施確認を自動化できる。
三省堂はGlobeeと共同し、Globeeが運営するAI英語教材「abceed(エービーシード)」に三省堂が発行する教科書・教材・辞書を対応させ、2020年5月以降に全国の中学校、高校への導入を開始する。
AKAは2020年6月より、英語学習AIロボット「Musio」(ミュージオ)のユーザーを対象に、子ども向け新教材を提供する。英語学習初級者でも、遊びながら楽しく英語を学ぶことができる。新教材は3種用意しており、いずれも価格は3,000円(税別)。
AI型教材「Qubena(キュビナ)」を提供するCOMPASSは、経済産業省が実施する「EdTech導入補助金」における実証自治体の募集を開始。それに伴い、サービスおよびEdTech導入補助金への申込みについてのオンライン説明会を、2020年5月・6月に開催する。
GRIPSは、STEM教育向けに最適化されたロボットアーム「Dobot Magician Lite(ドゥボット マジシャン ライト)」と初学者向けの教材をセットにした商品の販売と、企業・団体向けレンタルサービスを開始した。
増進会ホールディングス(Z会グループ)は2020年5月12日、ソニー・グローバルエデュケーションと、教育事業において包括的な業務提携契約を締結したことを発表。Z会の小中高生向け通信教育講座において、ソニーの「KOOV」を組み込んだ新しいサービスを提供する。
すららネットは2020年5月7日、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の延長を受け、連休明けも休校を継続する無償ID提供中の学校に対し、AI×アダプティブラーニング教材「すらら」の学力診断テスト機能を無償開放することを発表した。
新型コロナウイルス感染拡大が、子どもたちの学びの機会に大きな影響を与えている。AIによる学びの革新をリードする「atama plus」は、2020年4月28日、報道関係者向けに「#学びを止めない、塾・予備校で広がるAIを活用したオンライン授業体験会」を開催した。
すららネットは2020年4月27日、英語スピーキング評価AI技術「CHIVOX(チボックス)」を提供するアイードと業務提携を結んだ。これにより、AI×アダプティブラーニング教材「すらら」の英語4技能対応を実現する。
SOCINNO(ソシノ)は2020年4月24日、スマートリモコンを組み立てながら電子工作やプログラミングが学習でき、さらにIoTやAIの仕組みも学習できる「sLab-Remo2(エスラボ・リモ2)」を発売することを発表した。
メイツは2020年4月17日、タブレット型教材「英検アプリ」において苦手問題を作成できるAI搭載を開始。学習効率を向上するために、過去3年間、1万人近くの英検アプリユーザーのデータをもとに、AIが各生徒に最適な問題を生成する。
河合塾とCOMPASSは、教育機関向けのAI型教材「Qubena中高英語 by河合塾」を共同開発し、2020年4月下旬より学校や自治体・学習塾へ提供開始する。それに伴い、全国の中学校・高校を対象に5か月無料で利用できるキャンペーンを行う。
atama plusは2020年4月7日、学習をひとりひとりに最適化するAI先生「atama+」を導入している塾・予備校の全国500教室以上で「atama+」Web版を活用したオンライン授業を開始したことを発表した。
大日本印刷は2020年4月7日、文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」に向けて、小中学校向けの「DNP学びのプラットフォーム リアテンダント」のAIドリル教材を、Sky社の「Sky安心GIGAタブレット(スカイあんしんギガタブレット)」に搭載し提供することを発表した。
政府の未来投資会議は2020年4月3日、デジタル技術を活用したオーダーメイド型教育について議論し、学校現場で「1人1台端末」の前倒し実現を図る考えを明らかにした。一方、小中高校などの遠隔教育については2019年3月時点で、7割の自治体が「実施する意向がない」とした。