教育業界ニュース
文部科学省は2021年9月14日、新型コロナウイルスワクチンについて、希望する受験生が早期に接種できるよう各自治体に配慮を要請する考えを示した。受験生のワクチン接種に積極的に取り組んでいる自治体の事例を集めた事務連絡も厚生労働省とともに発出した。
2022年度(令和4年度)大学入学共通テストについて、文部科学省は2021年9月14日、体調不良の受験生が安心して選択できるよう、全都道府県に追試験会場を設置すると発表した。
文部科学省は2021年9月10日、「2022年度(令和4年度)大学入学者選抜実施要項に関するQ&A」を公開した。新型コロナウイルス感染症にともなう追試験の実施、濃厚接触者への対応、受験生のマスク着用の義務付け等に関して、わかりやすくまとめている。
文部科学省は2021年9月10日、2022年度(令和4年度)以降の高等学校入学者選抜等における配慮等について全国の学校設置者に通知を出した。高等学校入学者選抜等において、PCR検査の陰性証明や新型コロナワクチン接種を受検要件としないよう配慮を求めている。
日本産業技術教育学会は2021年9月3日、2025年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施大綱の予告」に関する意見を表明した。共通テストの出題教科に「情報」が設定されたことを歓迎するとともに、60分程度の独立した試験時間が設定されるべきとの意見を示している。
アシアル情報教育研究所は2021年10月2日、教育機関の教職員や全国都道府県・市町村教育委員会の担当者を対象とした、高等学校「情報科」セミナーをオンライン開催する。参加無料。
ZENKIGENは2021年9月7日、大学入試面接やオープンキャンパス個別相談会での新型コロナウイルス感染症拡大の防止対策として提供している採用DXサービス「harutaka」が、中央大学や筑波大学等、全国多数の大学で導入されることが決定したと発表した。
ベネッセ教育総合研究所は2021年9月6日、「教育・入試改革対応に関する調査」2021年度集計結果報告を公開した。大学入学共通テストについて、半数近くが「例年と変わらなかった」と回答したが、「良かった生徒とそうではない生徒の差が大きかった」との回答も2割を占めた。
河合塾は2021年9月3日、各大学の偏差値や大学入学共通テストの得点率を一覧にした「入試難易予想ランキング表」の最新版を公表した。大学入学共通テストの得点率のボーダーラインは、東京大学(理科三類)と京都大学(総合人間-総合人間理系)が91%。
日本私立大学連盟は2021年8月25日、自民党の文部科学部会で意見開陳を行い、大学入学共通テスト実施時期の1か月前倒し、中間所得層に対する学生支援等、高等教育政策と予算・税制関係について要望した。
新型コロナウイルスワクチン接種が全国各地で行われる中、東京都や沖縄県那覇市等、一部の自治体では受験生への優先接種を行っている。東京都は都内在住または在学中の高校3年生等が対象。多摩総合医療センターワクチン接種会場等、都内4か所で接種できる。
増進堂・受験研究社は2021年10月9日、学校・塾の英語教員を対象としたオンラインセミナー「"入試"の枠組みを超えた英語力養成を考える~大学入試検討委員会の報告~」を開催する。上智大学・渡部良典教授とともに、英語民間検定試験と大学入試について意見交換する。
文部科学省は2021年8月18日、2022年度(令和4年度)大学入学者選抜における感染症対策の徹底等について、全国の国公私立大学に事務連絡を出した。実施要項やガイドラインに基づき、新型コロナウイルス感染症への対策を徹底するようあらためて要請している。
協同出版は、2022年夏の教員採用試験の受験を予定している者を対象に、無料トライアル全国模試を実施する。個人のスケジュールに合わせて、自宅での受験が可能。申込締切は2021年10月29日午後5時。
旺文社教育情報センターは2021年8月6日、「2025年 新課程入試 概要決定!」をWebサイトに掲載した。7月30日に文部科学省が公表した2025年の新課程入試に関する「入学者選抜実施要項の見直しに係る予告」についてポイント等を解説している。
シー・ビー・ティ・ソリューションズは2021年8月6日、自宅等で受験可能なオンライン試験の厳格性を強化し、受験時のリモート監視を実現する試験の総合委託モデルサービス「Online Test Center」をリリースしたと発表した。試験運営業務をすべて委託することができる。