旺文社は2022年10月3日、大学入試過去問の定額制Webサービス「入試正解デジタル」に、Wordファイル形式で過去問ダウンロードができる新機能と、利用人数が校内であれば無制限になる新プラン「全科目セットプラン」を追加。あわせて無料体験版を提供する。
「入試正解デジタル」は、旺文社が刊行する書籍「全国大学入試問題正解」に掲載された過去の大学入試問題をスムーズに検索・閲覧できる高等学校向けの定額制Webサービス。2021年11月15日のサービス開始以来、多くの高等学校で採用されているという。
今回のアップデートでは、授業や過去問演習で活用しやすい「Wordファイル形式」で問題・解答・解説がダウンロードできる機能を追加。Wordデータは10月3日以降、2019年～2021年度の大学入試過去問「英語」「国語」「日本史」「物理」「化学」の5教科を順次搭載していく。「数学」「生物」「世界史」については、11月中に追加予定。
さらに、従来の「科目プラン」（1科目年間8万8,000円・利用可能人数10人以内）に加え、校内であれば利用可能人数が無制限になる新プラン「全科目セットプラン」の販売を開始した。販売価格は、科目に関係なく年間33万円（税込）。既存プラン同様、1年間使い放題の定額制になる。また、申込前に実際に使ってみたいという要望に応え、無料体験版を用意。基本検索をはじめ、おもな機能を10日間試すことができる。
2022年度の入試については、2023年の初めごろに追加予定（追加料金は不要）。利用端末はパソコンのみ対応。閲覧時のブラウザは、Google Chrome最新版、Microsoft Edge最新版で動作確認している。新規導入・無料体験の申込みは「入試正解デジタル」のWebサイトから受け付ける。
◆「入試正解デジタル」サービス
【全科目セットプラン】
料金：33万円／年（税込）
利用人数（先生）：校内無制限
利用科目：8科目すべて
【科目プラン】
料金：1科目8万8,000万円／年（税込）
利用人数（先生）：10人まで
利用科目：1科目ごと
【無料体験版】
利用期間：10日間
利用科目：8科目すべて
※閲覧できる内容に制限あり
