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共通テストの活用…大学入試センター・シンポ11/5

 大学入試センターは2022年11月5日、「大学入試センター・シンポジウム2022」をオンラインで開催する。「大学入学共通テストはどのように利用されているのか」をテーマに、早大・長崎大の事例をもとに高大接続において共通テストをより良く活用する方法を探る。

イベント 教員

 大学入試センターは2022年11月5日、「大学入試センター・シンポジウム2022」をオンラインで開催する。「大学入学共通テストはどのように利用されているのか」をテーマに、早大・長崎大の事例をもとに高大接続において共通テストをより良く活用する方法を探る。

 大学入試センターは、大学入試研究等の成果を社会に還元することを目的に、大学入学者選抜に関する、その時々の時宜にかなったテーマ設定で、年1回シンポジウムを開催している。

 2022年のテーマは「大学入学共通テストはどのように利用されているのか」。2021年度(令和3年度)の大学入学者選抜から、大学入学共通テスト(以下、共通テスト)が実施されるようになり、現在は800以上の大学・短期大学で利用されている。しかしながら、利用するメリットや試験問題の難易度等のとらえ方は大学によってさまざまで、中には一般選抜だけでなく、総合型選抜や学校推薦型選抜で共通テストを活用する大学もある。

 今回のシンポジウムでは、共通テストのさまざまなとらえ方をアンケート調査に基づいて示すとともに、アドミッションポリシーを踏まえた共通テストの利用について早稲田大学と長崎大学の事例を紹介。各大学の考え方に着目することで、高大接続において共通テストをより良く活用するための議論につなげることを目指す。当日は、事例紹介の他、総合討論や、山形県立東桜学館中学校・高等学校教諭の延沢恵理子氏らの指定討論等を予定している。

 参加無料。申込締切は11月1日。大学入試センターのWebサイトから受け付ける。なお、定員800人に達し次第、受付を終了する。

◆大学入試センター・シンポジウム2022
日時:2022年11月5日(土)13:30~16:30
会場:オンライン(Zoomウェビナー)
参加費:無料
定員:800人
申込締切:2022年11月1日(火)
申込方法:Webサイトから受け付ける
※定員に達し次第、受付終了
<プログラム>
13:30~13:35 開催挨拶 山口宏樹氏(大学入試センター理事長)
13:35~13:55 趣旨説明 荒井清佳氏(大学入試センター研究開発部准教授)
13:55~14:35 研究報告 椎名久美子氏(大学入試センター研究開発部教授)
14:35~14:50 事例紹介 吉村宰氏(長崎大学教育開発推進機構アドミッションセンター教授)
14:50~15:05 事例紹介 沖清豪氏(早稲田大学文学学術院教授・文学研究科長)
15:15~15:25 指定討論 延沢恵理子氏(山形県立東桜学館中学校・高等学校教諭)
15:25~15:35 指定討論 大塚雄作氏(国際医療福祉大学赤坂心理・医療福祉マネジメント学部教授)
15:35~16:25 総合討論 荒井清佳氏・大塚雄作氏・沖清豪氏・椎名久美子氏・延沢恵理子氏・吉村宰氏/司会:石岡恒憲氏(大学入試センター研究開発部長)
16:25~16:30 閉会挨拶 山地弘起氏(大学入試センター試験・研究統括官)


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