
日本語教員試験、通学路94.4%安全対策済み…先週の教育業界ニュースまとめ読み
先週(2024年7月1日~7月5日)公開された記事には、大学図書館デジタル化のロードマップ公開、通学路の交通安全94.4%対策済みなどのニュースがあった。また、2024年7月6日以降に開催されるイベント8件を紹介する。

教育視察研修「高大連携×探究の現場」参加者募集…桜美林大
桜美林大学は2024年8月9日、社会に開かれた教育の実現のため文部科学省のプログラムと連携した教育視察研修「高大連携×探究の現場とは?」を同大学新宿キャンパスにて開催する。対象は高校・大学などの教育関係者。参加無料。定員100名。先着順。申込期限は7月31日。

大阪・関西万博、産学官連携の加速化事業…東北大など4件採択
文部科学省は2024年7月1日、大阪・関西万博を契機とした大学等を中核とする産学官連携の加速化事業の採択結果を公表した。審査を経て採択されたのは、東北大学、東京藝術大学、信州大学、北海道大学の4大学。

大学図書館デジタル化へ、ロードマップ公開…文科省
文部科学省は2024年7月1日、2030年を目標とした「デジタル・ライブラリー」の実現に向けて、大学図書館のロードマップを公開した。学術論文などを誰からでも無償でアクセス可能にする「即時オープンアクセス(OA)」は2025年末の義務化を目指す。

文科省「教師の一体的改革推進事業」2次公募、7/22まで
文部科学省は2024年7月1日、2024年度(令和6年度)「教師の養成・採用・研修の一体的改革推進事業」の2次公募を開始した。対象は都道府県や指定都市・中核市の教育委員会。事業の内容は、教員研修プログラムの開発・検証。7月22日午後3時までに、企画提案書などをメールで提出する。

持続可能な部活動「未来のブカツ」の実現を目指す「うるま市モデル」とは
経済産業省では、2022年9月に「未来のブカツ」ビジョンを取りまとめました。2017年からスポーツデータバンク沖縄株式会社と連携して、学校の部活動改革を行い、2021年度と2022年度に未来の教室事業に採択された沖縄県うるま市の事例を紹介します。

日本語教員試験、東京など全国8か所で11/17実施
文部科学省は2024年11月17日、2024年度(令和6年度)「日本語教員試験」を関東、近畿など全国8か所で実施する。「日本語教員試験」は、認定日本語教育機関で日本語教育課程を担当する「登録日本語教員」になるために必要な資格試験。

通学路の交通安全、7万6,404か所中94.4%対策済み
文部科学省は2024年6月28日、全国の市町村立小学校の通学路における交通安全の確保に向けた取組状況(3月末時点)を公表した。対策が必要な全国7万6,404か所のうち、対策済みは94.4%にあたる7万2,160か所。残り5.6%については、暫定的な安全対策を講じている。

こども白書公表、地方教育行政の充実へ…先週の教育業界ニュースまとめ読み
先週(2024年6月24日~6月28日)公開された記事には、地方教育行政の充実へ、文科省が手引き公開、「R高等学校」2025年4月開校、初の「こども白書」公表などのニュースがあった。また、2024年7月6日以降に開催されるイベント13件を紹介する。

文科省、社会教育の推進方策を中教審に諮問
2024年6月25日開催の第138回中央教育審議会総会において、盛山正仁文部科学相は、荒瀬克己中教審会長に諮問文「地域コミュニティの基盤を支える今後の社会教育の在り方と推進方策について」を手交した。

大学数は796校、新設5校と募集停止2校…旺文社
旺文社教育情報センターは2024年6月24日、「日本の大学数 2024年度は796校」と題した日本の大学に関する基礎データをWebサイトに掲載した。2024年度時点で学生募集を行っている全国の大学は796校で、前年度から3校増加。私立大学が74.4%を占めている。

「次代を担うDX人材のスキルと学び」セミナー7/8
日本数学検定協会とピープルドットは2024年7月8日、数理・データサイエンス・AI教育に関するオンラインセミナー「次代を担うDX人材が身につけるべきスキルと学び」を開催する。定員500人。参加無料。申込締切は7月4日。

私大入学定員、拓殖大など6大学で増加…文科省
文部科学省は2024年6月26日、2025年度(令和7年度)からの私立大学等の収容定員の変更に係る学則変更予定一覧を公表した。拓殖大学や大阪成蹊大学など大学6校と早稲田大学大学院など大学院2校が定員を変更する。

大学等の「フルタイム換算値」理学・保健分野ともに増加…文科省
文部科学省は2024年6月26日、2023年度「大学等におけるフルタイム換算データに関する調査」結果を公表。学問分野別にみると、理学・保健分野において、ヘッドカウント値、フルタイム換算値ともに増加していることがわかった。

理系への学部再編・人材確保、大学など97件の提案選定…文科省
文部科学省は2024年6月26日、理系学部への再編や定員増などの取組みを支援する「大学・高専機能強化支援事業」の公募選定結果を公表した。第2回目の公募となる今回は、計97件を選定。うち学部再編などの経費助成は59件であった。

公立高の履修単位数、約98%が学習指導要領の最低基準を上回る
文部科学省は2024年6月25日、2023年度(令和5年度)公立高校における教育課程の編成・実施状況調査の結果を発表した。2023年度入学者に卒業までに履修させる単位数について、全日制課程普通科の97.9%が、学習指導要領に定める最低基準である74単位を超えて設定していた。