教育業界ニュース
理想科学は2023年10月23日、京都市との連携協定で公立小中学校へ無償提供している連絡アプリ「スクリレ」が、8割以上の教職員の働き方改革につながっているとの中間報告を発表した。提供から半年で、学校の備品に還元できる270万円相当のポイントも獲得しているという。
先週(2023年10月16日~20日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。不登校・いじめに文科省が緊急対策、教育ICTベンダーシェアは外資系が上位、生成AI研修会アーカイブ動画配信などのニュースがあった。また、10月26日以降に開催されるイベントを15件紹介する。
全日本フリースタイルBMX連盟は2023年11月10日まで、五輪種目「BMXフリースタイル」の選手・監督らを小中学校へ派遣する特別授業「BMX FREESTYLE エナジーアクション Presented by ENEOS」の希望校4校を募集している。費用無料。
ポケモンは、小学校向け無償教材「ポケモンプログラミングスタートキット」授業での使い方がわかる解説動画を公開した。時間は45分。実際の授業手順がイメージできるという。
ソフトバンクロボティクスは2023年10月19日より、教育機関向けの学習サービス「Pepper for Education」に、ChatGPT機能を実装し提供を開始する。追加費用は不要。機能のオンオフができ、教育機関の指導方針にも配慮している。
すららは、「AI型教材の活用で学びの新時代へ! 学習データ利活用の促進とは ~AI型教材体験会~」をオンラインにて開催する。参加無料。開催後に、アーカイブ動画配信あり。申込みは、Webサイトより行う。
イーラーニングは2023年10月16日、クラウド型学習管理システム「Moodle(ムードル)」のマニュアルの一般公開を開始した。導入時に必要なポイントがステップバイステップで動画にまとめられている。YouTubeにて無料で視聴が可能。
ゼッタリンクスは2023年10月12日、Google Workspace for Educationの拡張機能と画面モニタリングアプリ、教材テンプレートをバンドルした「Suiteツールfor Education」をリリースした。Google Jamboardは2024年にサービスを終了する。
先週(2023年10月9日~13日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。教育課程のICT事例、経産省・生成AI教育サービス公募、「通信教育市場」前年度割れなどのニュースがあった。また、10月以降に開催されるイベントを10件紹介する。
集金業務のキャッシュレス化・DX化に向けたFintech×SaaSプラットフォームを提供するエンペイは2023年10月11日より、支払い金額の0.5%が教育施設や子供たちへの支援につながる「enpayウォレット」の提供を開始した。2024年には「enpay」利用施設への全面展開を予定。
Gakkenは2023年10月24日より、幼稚園・保育所向けの無料オンラインセミナーを開催。「補助金活用セミナー」を24・30日、「午睡管理術セミナー」を26・31日に実施する。同タイトルではどちらの日程も内容は同じ。参加費無料。
経済産業省は2023年10月12日、2023年度(令和5年度)「未来の教室」実証事業の公募要領をWebサイトで公表。生成AIを用いた教育サービスの検証について公募する。公募締切は10月31日正午。
JRADEC(日本教育デジタルコンテンツ研究協会)は2023年10月12日、教育現場において正しくAIを活用することを推進する新しい組織「教育現場AI活用推進機構」の設立を発表した。機構の担当理事として、みんがくの代表取締役・佐藤雄太氏がJRADECの理事に就任した。
みんなのコードは2023年10月11日、「教育課程・授業時数特例校制度で取り組む特色ある情報・テクノロジー教育事例について」の報告書を発表。自治体や学校長が、地域や学校の資源を活用しながら情報教育に取り組む選択をする際の参考情報となることを目指したという。
イトーキは2023年10月より、教育施設向けに主体的な学びや交流をサポートする家具シリーズ「inova(イノーバ)」の販売を開始した。学びのサイクルにあわせてレイアウトを変更するなど、グループワークに活用できる。
国内最大のオンラインカウンセリングサービス「うららか相談室」を運営するココドコロは、2023年10月より徳島県の若手教職員へ向けたカウンセリング業務提供を開始した。