内田洋行は、クマヒラおよびSiba Serviceと協業し、スマホ学生証機能を備えた統合ポータルサービス「Knowledge Portal」と入退室管理システム「GG-2」を連携させた大学向けキャンパスセキュリティソリューションを、全国の大学へ向けて本格展開する。
内田洋行は、高等教育分野において情報ネットワーク、学修空間、学内情報システムなど、学校環境全体を支える大学DXを長年にわたり総合的に支援してきた。開発パートナーであるSiba Serviceと連携し、学生向け統合ポータルサービス「Knowledge Portal」の導入企画・運用支援を行っている。
「Knowledge Portal」の機能の1つである「スマホ学生証」は、学生が物理カードを持ち歩くことなく、スマートフォン1つで本人確認や学生証の提示を行えるデジタル学生証サービスとして2021年より提供を開始し、関連ソリューションを含め国内20大学以上で活用されている。学生サービスのデジタル化が進む中、多くの大学から「スマホ学生証を入退室認証にも活用したい」「セキュリティゲートや電気錠ともシームレスに連携したい」といった要望が寄せられていた。
こうしたニーズに応えるため、内田洋行は大学向けセキュリティシステムで豊富な導入実績をもつクマヒラと協業した。クマヒラは1898年に創業したトータルセキュリティ企業で、入退室管理システム、鍵管理システムなど、カードリーダに代表される本人確認端末により、あらかじめ設定された権限のある人物に限定して扉の通行や鍵の取出しを行わせることができる物理セキュリティ製品を提供している。主力製品である入退室管理システム「GG-2」は、金融機関をはじめ官公庁や教育機関など多くの大学施設に導入され、安全・安心なキャンパス運営を支えている。
今回の協業により、学生・教職員はスマートフォンを入退室認証媒体として利用できるようになった。従来、磁気カードやICカードが中心だった本人確認を、より利便性の高い「スマホ学生証/職員証」で置き換えることが可能となり、物理セキュリティの構築を実現する。内田洋行は、大学ごとのICT環境や運用に合わせたシステム運用支援を担い、大学DXを支える情報基盤と高度な物理セキュリティを融合した新たなキャンパスセキュリティを提供する。
Siba Serviceが開発した専用QRコード認証リーダーとGG-2との接続検証がすでに実施されており、既にGG-2を導入している大学では、既存のセキュリティゲートや電気錠に専用QRコード認証リーダーを追加設置することで、「スマホ学生証」による入退室認証を利用できる。「Knowledge Portal」を導入している大学でも、GG-2による入退室管理システムとセキュリティゲートや電気錠、専用QRコード認証リーダーを組み合わせることで、現在利用している「スマホ学生証」を施設の入退室認証に活用できる。
既存設備を有効活用しながら設備更新にともなうコストや工期を抑えられるため、新設キャンパスだけでなく既存キャンパスにも導入しやすい拡張性の高いソリューションとなっている。
城西国際大学は、千葉県東金市および東京都千代田区紀尾井町にキャンパスを構え、「国際社会で生きる人間としての人格形成」を教育理念に掲げ、教育・研究活動のデジタル化や学修環境の充実を積極的に推進している。千葉東金キャンパスおよび東京紀尾井町キャンパスでは、学生サービスのデジタル化とキャンパスの安全性向上を両立するため、学生証のデジタル化とセキュリティゲートを含む入退館管理システムを連携させた新たな認証基盤を構築した。
千葉東金キャンパスでは図書館および校舎内の一部施設、東京紀尾井町キャンパスでは図書館に同ソリューションを導入している。導入により、学生・教職員はスマートフォン上の「スマホ学生証」を利用して、図書館や校舎内の一部施設のセキュリティゲートを通じた安全かつスムーズな入退館が可能となり、利用者の利便性が向上した。









