東京大学大学院工学系研究科 松尾・岩澤研究室は、日本語の講義動画に英語字幕を自動生成するデスクトップアプリを開発し、オープンソースとして無償公開した。
同アプリは、日本語の動画・音声から英語字幕を作成し、書き起こしから英訳、字幕ファイル(SRT)の生成、品質チェックまでを一気通貫で自動化する。人手は最終確認・修正に絞る設計としている。
また、専門用語辞書や授業スライドのPDFを活用して翻訳精度を高めるほか、字幕の読みやすさも自動で調整する。最終確認は字幕エディタで効率的に行え、複数の生成AIやWindows、macOS、Linuxに対応する。
東京大学大学院工学系研究科は2025年度から大学院授業の英語化を進めており、同研究室でも留学生を含む学生向けに講義コンテンツの英語化を推進してきた。一方で、英語字幕の作成は翻訳や字幕編集を人手で行う必要があり、多くの時間を要することが課題となっていた。
今回のアプリは、こうした課題に対応するために開発。教育機関などで利用できる実用的なツールとして、Apache-2.0ライセンスのもと無償で提供する。








