立命館大学は、びわこ・くさつキャンパスに、リアルとバーチャルを融合させた研究拠点「CVIC(立命館先端クロスバースイノベーションコモンズ)」を開設し、2026年5月15日にオープニングセレモニーを開催した。
CVICは、文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の支援のもと、リアルとバーチャルを融合し、社会におけるウェルビーイングを探究する「身体圏研究」の拠点として開設された。テニスコート約2面分、高さ約6メートルの広さをもつ国内最大級の「クロスバースアリーナ」では、2D・3Dの没入体験や、モーションセンサーを用いた実験ができる。
施設内には、fMRIを備えた「生体機能画像解析室」や、脳波計とミリ波センサを備えた「ニューロエンジニアリングラボ」を整備。さらに、研究成果を実践・検証するための施設「リサーチクリニック」も併設しており、多重環境下での医学的データ取得と地域住民コホートデータの連携により、新しい環境暴露による長期効果の検証が可能となっている。
オープニングセレモニーには、小林茂樹文部科学副大臣や三日月大造滋賀県知事をはじめ、各界から多数の来賓が参加。開会挨拶では、立命館大学の仲谷善雄学長が、2050年の学園創立150周年に向け、世界最高水準の研究大学を目指す決意を述べた。
また、セレモニーでは、クレッセントと「モーションセンサーやXRの先端映像技術を用いた共同プロジェクト」、博報堂と「イマーシブ技術の社会実装を通じたウェルビーイングの向上と新たな価値創造」をテーマに、それぞれ包括連携協定を締結したことが紹介された。
立命館大学は、CVICの開設を契機に、産学連携による研究と社会実装をさらに推進し、「新たな価値を創造する次世代研究大学」「イノベーション・創発性人材を生み出す大学」の実現を目指す。









