高知県教育委員会は2026年1月20日、2027年度採用の高知県公立学校教員採用候補者選考審査の概要を公表した。大学3回生を対象とした選考に中学校(技術)や高等学校(工業)を新たに追加するほか、英語に関する資格の加点制度の見直しなどを行う。募集要項は3月上旬に発表し、出願受付は3月中旬から4月中旬までを予定している。
今回のおもな変更点として、大学3回生受審制度の校種・教科の拡大があげられる。これまで小学校教諭を対象としていた大学3回生向けの「早期名簿登載型」と「事前認定選考審査」の2タイプに、中学校教諭(技術)と高等学校教諭(工業)を新たに追加する。合格した場合、早期名簿登載型は2028年度の名簿に登載され、事前認定選考審査は2027年度実施審査の1次審査が全部免除される。
社会人特例出願の対応教科も拡大し、中学校の技術、高等学校の商業を追加する。また、選考の合理化を図るため、中学校教諭(技術)の実技審査を廃止する。英語の資格による加点制度については、中学校・高等学校等の英語受審者の加点を増点するほか、小学校等の受審者の対象を英検準2級以上に引き下げるなど、対象を拡大する。
さらに、不祥事防止に関する取組みを強化する。受審書類において過去の懲戒処分等の確認を徹底するとともに、受審者に「こども性暴力防止法」などの資料を提供して意識啓発を図る。面接審査においても不祥事防止の視点を強化し、教員としての適性をより厳格に判断する。
1次審査は2026年5月30日に高知会場および関西会場で実施する。2次審査は7月25日から8月2日にかけて実施される。審査内容や対象校種・教科によって日程が分かれており、会場はいずれも高知市内および周辺が予定されている。








