教育業界ニュース

菅公学生服、対話による教育実践の新拠点「CoDE」設立へ

 菅公学生服は2025年11月12日、教育を未来への最重要投資と位置づけ、課題解決と質の向上を目的に一般財団法人「対話による教育実践センター(CoDE)」の設立準備を進めていると発表した。設立に先立ち、11月24日にはキックオフフォーラムを開催する。

教育行政 その他
対話による教育実践センター(CoDE)
  • 対話による教育実践センター(CoDE)

 菅公学生服は2025年11月12日、教育を未来への最重要投資と位置づけ、課題解決と質の向上を目的に一般財団法人「対話による教育実践センター(CoDE)」の設立準備を進めていると発表した。設立に先立ち、11月24日にはキックオフフォーラムを開催する。

 対話による教育実践センター(CoDE、英語名称Center of Dialogue Education)は、2025年11月末の登記完了を予定。設立後は国内外の教育機関や企業、行政、地域との連携を促進し、対話を通じた教育実践の開発・展開により社会に貢献できる人材を育成し、持続可能な社会づくりに寄与する計画だという。

 設立の背景には、少子化が進行する日本社会において、教育を未来への最重要投資と捉え、その質の向上を目指す必要性がある。CoDEは、国内外の教育機関、企業、行政、地域との連携を促進し、「これからの教育はどうあるべきか」を共に問い、考える"共創"のプラットフォームを目指す。

 CoDEは、東京都のかえつ有明中学・高等学校との協働を進め、SEL(社会性と情動の学習)、NVC(非暴力コミュニケーション)、システム思考、哲学思考を用いた対話教育の実践により、教員のスキルアップや学校組織全体の風土改善、教育課題への対応力を向上させることを目指す。これは、企業などの教育機関以外の組織でも応用可能な仕組みとして期待されている。

 設立に先立ち、11月24日にはオープンフォーラム「教育の未来は、私たちの対話から」を開催する。フォーラムは教職員を対象としており、教育的社会貢献活動を本格化させる重要な場として位置づけられている。さらに12月からは東京を会場にしたワークショップを開催し、具体的な教育実践を深める方針だとしている。

◆第1回オープンフォーラム「教育の未来は、私たちの対話から」
日時:2025年11月24日(月・祝)10:00~16:00 (入退出自由)
会場:KOKUYO THE CAMPUS HALL (JR品川駅港南口より徒歩3分、東京都港区港南1-8-35)
参加費:無料
対象者:教職員
申込方法:参加申込フォームより
申込締切:2025年11月20日(木)

《吹野准》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top