大阪市教育委員会は2025年9月26日、2026年度(令和8年度)大阪市公立学校・幼稚園教員採用選考テストの最終選考結果を発表した。最終合格者数は前年度比261人増の969人、全体の最終倍率は2.0倍となった。
2026年度大阪市公立学校・幼稚園教員採用選考テストは、第1次選考の面接を5月31日から6月7日のいずれか、筆答を6月14日、第2次選考の筆答・実技・面接を8月2日から23日にかけて実施。9月26日に結果を発表した。
志願者数は前年度比15人減の2,251人、受験者数は前年度比52人減の1,909人、最終合格者数は前年度比261人増の969人。全体の最終倍率は、前年度比0.8ポイント減の2.0倍。第2次選考の受験者数と合格者数から算出した合格率は71.0%だった。
校種別の合格者数は、幼稚園17人(合格率65.4%)、幼稚園・小学校共通18人(合格率90.0%)、小学校551人(合格率75.4%)、中学校344人(合格率67.1%)、養護教諭(幼稚園)4人(合格率66.7%)、養護教諭(小学校・中学校共通)22人(合格率50.0%)、栄養教諭(小学校・中学校共通)13人(合格率52.0%)。
校種別の倍率は、幼稚園2.8倍、幼稚園・小学校共通1.4倍、小学校1.5倍、中学校2.3倍、養護教諭(幼稚園)3.0倍、養護教諭(小学校・中学校共通)7.9倍、栄養教諭(小学校・中学校共通)4.7倍。教科別では、中学校の保健体育5.7倍がもっとも高かった。
合格者のうち、前年度の大学3年次前倒し特別選考合格者特例による受験者は132人。このうち、73人が合格を果たした。
合格者全体の平均年齢は27.1歳。前年度の25.9歳から、1.2歳上昇した。合格者のうち、最年少は20歳、最年長は59歳だった。
大阪市教育委員会Webサイトでは、年度別の推移、年齢別合格判定者数、各校種教科別の結果など、詳細データも公開している。