相模原市教育委員会は2025年9月18日、2025年度実施(2026年度採用)相模原市立学校教員採用候補者選考試験について、第2次試験の結果等を発表した。第2次試験の合格者は前年度比17人増の144人で、最終倍率は3.0倍となった。
2025年度実施の相模原市立学校教員採用候補者選考試験は、第1次試験を7月6日に、第2次試験を8月10日~16日の指定日に実施した。募集人数155人程度に対し、応募者総数は493人、受験者総数は433人で、第1次試験は370人が通過。第2次試験の合格者は、前年度比17人増の144人となった。最終倍率(受験者総数/第2次試験合格者数)は、前年度比0.2ポイント減の3.0倍。
区分別の最終合格者数は、「小学校」88人、「中学校」51人、「養護教諭」2人、「栄養教諭」3人。小中学校の内訳をみると、小学校では、全科で80人が合格し、英語コースで4人、特別支援で4人が合格。中学校では、各教科で計42人、特別支援で9人が合格した。
区分別の倍率は、「小学校」1.9倍(前年度2.0倍)、「中学校」4.4倍(同5.2倍)、「養護教諭」13.5倍(同10.0倍)、「栄養教諭」5.7倍(前年度募集なし)。
相模原市では、採用試験実施の翌年4月1日付けで採用する「採用候補者名簿A」(第2次試験合格者)のほかに、校種教科において不足が生じた場合のみ採用候補者名簿Aに登載変更となる「採用候補者名簿B」も登録している。2025年度実施の教員採用試験では、小学校8人、中学校2人、養護教諭1人、栄養教諭2人が名簿Bに登録された。
相模原市の職員採用案内サイトでは、校種ごとの名簿A登録者一覧や、第2次試験の評定および選考方法、「評価の観点」についての情報も公開している。