hotozeroは、学術・研究記事を集約するナビサイト「フクロウナビ」を活用し、探究学習教材の無料配布を開始した。2025年10月からは、会員向けに月1回のメールマガジン配信を予定している。
同社は2022年12月より、大学の学術・研究記事を集約し、学問領域やキーワードなどから横断検索できるナビサイト「フクロウナビ」を運用している。特に高校生の探究学習を促進するため、現役高校教員や教育委員会職員を対象に無料で教材を配布している。また、会員登録機能を追加し、興味のある記事を保存・整理できるクリッピング機能を提供する。さらに、2025年10月からは、会員向けに月1回のメールマガジン配信を予定している。
フクロウナビは、4,200本以上の学術・研究記事を題材に、起業プランを構想するアントレプレナーシップ教材を提供する。この教材を通じて、研究者の多彩な活動や成果に触れ、社会的・科学的な根拠に基づいたプランづくりに取り組むことができる。教材は、研究者インタビューを通じて、研究や学問が社会とどのように結びついているかを知るきっかけを提供し、進路選択の重要性を考える機会を与える。
教材には、授業準備の負担を軽減するためのスライド、ワークシート、指導案が一式で含まれており、1コマ(50分)と2コマ(100分)の授業に対応している。これらはWord形式で提供され、各学校やクラスの実態に応じた修正が可能である。
会員登録を行うことで、フクロウナビに掲載された記事の中から興味のあるものをクリッピングすることができる。今後は、さらなる機能の充実が予定されている。2025年10月からは、会員向けに毎月1回、フクロウナビで紹介した記事や学問・研究の魅力を伝えるメールマガジンを発行予定。
フクロウナビは、学術・研究機関が広く社会に向けて発信しているメディアコンテンツを集め、さまざまな切り口で紹介するナビサイト。hotozeroは「おとなに、社会に、知る楽しみを。」をテーマに、大学をはじめとした教育・研究機関の広報活動を支援している。