北海道教育委員会は2025年5月16日、道内の高校や特別支援学校の教諭や実習助手などの募集を発表した。対象は、校種・職種に応じた教育職員免許状を所有する人。履歴書の郵送およびWeb登録は随時受け付けている。
北海道教育委員会では、道内の高等学校や特別支援学校の教員が出産や育児、病気等で休暇、休職等を取得する場合に、後任となる臨時教員を随時募集している。
今回の採用予定職種のうち、高等学校教諭は社会1名、英語4名、国語3名、数学1名、理科1名、商業2名、工業2名、家庭1名、看護2名、美術1名の計18名、高等学校の実習助手は2名を募集する。看護については、教員免許状がなくとも看護師免許証を所有していれば応募できる。
特別支援学校は、教諭（小中学部）5名、教諭（高等部）5名、寄宿舎指導員2名の計12名を採用予定。勤務形態はいずれも常勤（任用期限有）として、学校の正規教員に準じる。勤務時間は週あたり38時間45分。
給料（教職調整額・給料の調整額・教員特別手当を含む）は、高等学校教諭の場合、修士27万5,484円、大学卒25万8,652円、短大卒23万3,188円。高等学校実習助手は、大学卒25万3,976円、短大卒23万3,188円、高校卒20万9,896円。
特別支援学校教諭は、修士28万6,584円、大学卒26万9,735円、短大卒24万3,187円、特別支援学校の寄宿舎指導員は大学卒26万4,861円、短大卒24万3,187円、高校卒21万8,891円。いずれも新規学卒者の場合の額で、学歴や採用前の経歴などに応じて加算（減額）されることがある。
履歴書の郵送およびWeb登録は随時受け付けている。ただし、応募は採用を確約するものではないため、教科の専門性など学校が必要とする条件が合致しない場合は、応募者への連絡は行わないとしている。
