熊本県教育委員会は2025年5月14日、2026年度(令和8年度)熊本県公立学校教員採用選考考査の志願状況を発表した。志願者総数は867人、倍率は2.3倍で、前年度から0.3ポイント低下した。
2026年度熊本県公立学校教員採用選考考査は、4月14日から5月1日まで出願を受け付けた。志願者総数は867人で、そのうち第一志望者は841人。2026年度採用予定数381人に対する志願倍率は、前年度比0.3ポイント減の2.3倍となった。
採用予定数に対する校種等別の志願者数は、小学校が140人に対し161人志願、中学校は87人に対し188人志願、高等学校は66人に対し317人志願、特別支援学校(学級)は69人に対し89人志願、障がいのあるものを対象とした特別選考は8人に対し2人志願、養護教諭は9人に対し89人志願、栄養教諭は2人に対し21人が志願した。
志願倍率は、小学校1.2倍(前年度1.4倍)、中学校2.2倍(前年度2.2倍)、高等学校4.8倍(前年度6.0倍)、特別支援学校1.3倍(前年度2.0倍)、障がいのあるものを対象とした特別選考0.3倍(前年度0.3倍)、養護教諭9.9倍(前年度8.8倍)、栄養教諭10.5倍(前年度7.7倍)。教科ごとの志願状況は、熊本県教育委員会のWebサイトから確認できる。
今後、第1次考査として6月15日に教職科目、専門教科等、実技を実施。第1次考査の結果は7月3日に発表予定。第2次考査は、筆記または論述と実技(中学・英語、高校・英語のみ)を7月27日に、個人面談と模擬授業(小・中のみ)を7月28日から8月1日のうち指定する1日に行う。選考結果は9月中旬から10月上旬に発表を予定している。