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文科省、個別最適で協働的な授業づくり「基本&実践編」公開

 文部科学省は、「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」を図る授業づくりのための基本的な考え方や具体的な取組みについて、「基本編」「実践編」あわせて15本の記事をnoteで公開している。

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 文部科学省は、「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」を図る授業づくりのための基本的な考え方や具体的な取組みについて、「基本編」「実践編」あわせて15本の記事をnoteで公開している。

 2021年1月の中央教育審議会答申において提唱された「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」。 この理念は、誰1人取り残すことなくすべての子供たちの可能性を引き出していくうえで大変重要であり、多くの先生が賛同。一方で、具体的な取組み方法がわからないなどハードルを感じている先生も多く、同省にはわかりやすい発信を求める声が寄せられていたという。

 そこで文部科学省の公式note「授業づくりnote」で、サポートマガジン「みるみる」を作成。現在、「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」を図る授業づくりのための基本的な考え方をまとめた「基本編」と、実践事例を紹介する「実践編」あわせて15記事を公開している。

 基本編は「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」に関するよくある疑問や、どのように進めていくのかなど4記事を掲載。実践編では戸田市立戸田東小学校や加賀市立山代中学校、宮城県仙台第三高等学校など文部科学省が選定した小中高校の具体的な取組みについて写真付きでわかりやすく紹介。全編ファイルをまとめたPDFも公開しており、ダウンロードして印刷もできる。

 サポートマガジン「みるみる」は、読みたい記事を簡単に探すことができ、仲間同士で簡単にシェアできるように、オンラインメディア「note」を活用して作成。「みるみる」には、「子供を“みる”目」「授業を“みる”目」を豊かにするヒントを提供し、授業改善に向けたそれぞれの挑戦を応援したいという願いが込められているという。

《川端珠紀》

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