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進路指導の悩み相談「高大接続総会」5/27

 2025年5月27日、塾・予備校関係者や高校教員を対象にした「高大接続総会」が東京秋葉原で開催される。同イベントでは、年内入試や新課程入試の最新情報を提供する。

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高大接続総会
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 2025年5月27日、塾・予備校関係者や高校教員を対象にした「高大接続総会」が東京秋葉原で開催される。同イベントでは、年内入試や新課程入試の最新情報を提供し、進路指導に関する悩みに向き合うことを目的としている。

 高大接続総会は、高等学校、学習塾、予備校と大学が共に「学び」を考える総合イベント。東京での開催は7回目となり、大阪では4回目、福岡では初開催となる。イベントでは、年内入試の指導のポイントや新課程一般選抜の要点、さらに「高大連携」の意義や問題点、今後の可能性について話し合う。

 イベントは、文部科学省や埼玉県教育委員会、神奈川県教育委員会などが後援し、東京都高等学校進路指導協議会や学習塾団体合同会議などが協力する。

 プログラムは、3部構成となっており、午後1時5分からのオープニングスペシャルプログラム「東京大学教養学部vs高大接続総会」で始まる。東京大学教養学部の取組みを、教授の新井宗仁氏と准教授の永井久美子氏がプレゼンテーションする。

 続いて、関西大学の岩崎波留奈氏が「関西ならでは!? 大阪流ユルさと本気の学び —関西大学の自由な学びスタイル—」をテーマにプレゼンテーションを行う。さらに、武蔵大学の古瀬公博氏が「『挑戦する「ゼミの武蔵」』ー2027年度新カリキュラムの概要ー」を紹介する。

 午後2時26分から第2部が始まり、ベネッセコーポレーション教育情報センター長の日山敦司氏が「2026年度(令和7年度)大学入学共通テストについて」講演し、新課程で行われた初めての共通テストの振り返りと、2026年度スタートの「オンライン出願」について説明する。

 その後、開志専門職大学の中原英伸氏が「専門職大学とは」をテーマにプレゼンテーションを行い、全国障害学生支援センターの殿岡翼氏と殿岡栄子氏が「自分にあった合理的配慮を求めるために」について講演する。午後3時33分からは、日能研の井上修氏が「お教えします、令和の『高大連携』」をテーマに講演を行う。

 午後4時からの第3部では、ファシリテーターである倉部史記氏が産業能率大学と桜美林大学、千葉商科大学の「総合型選抜のすゝめ」をテーマに講演する。午後4時33分より、元駿台進学情報事業部長で教育ジャーナリストの石原賢一氏が「2026年の入試、ズバリ!こうなる」をテーマに講演を行う。

 このほか、悩み相談ブース「クリニック」や対話スペース 「縁結びスポット」が開かれる。また、大学個別ブースには国公立・私立大学51大学が参加する。

 なお、大阪梅田で5月30日、福岡博多で6月5日に開催予定。

◆高大接続総会
日時:2025年5月27日(火)13:00~18:00 ※12:30より受付開始予定
会場:東京秋葉原
対象:塾・予備校関係者、高校教員
参加費:無料
申込方法:Webサイトから申し込む

《吹野准》

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