新潟県教育委員会は2025年2月6日、2025年度(令和7年度)実施の新潟県公立学校教員採用選考検査の実施要項等を発表した。第1次検査1回目(春選考)は5月11日、第1次検査2回目(夏選考)は7月6日に行い、大学3年時特別選考は夏選考の中で実施する。春選考の申請受付期間は2月6日から3月6日。
2025年度実施の新潟県公立学校教員採用選考検査では、一般選考で小学校教諭200人程度、中学校教諭200人程度、高等学校教諭70人程度、特別支援学校教諭90人程度、養護教諭5人程度を採用予定。栄養教諭の採用はない。教科別配置予定数は、4月中旬ごろ新潟県Webサイトに掲載予定。
第1次検査1回目(春選考)では、出願種別を前年度は小学校教諭に限定していたが、2025年度実施では小学校教諭に加え、中学校教諭(国語・英語)、高等学校教諭(国語・英語)、特別支援学校教諭にも拡大。選考区分は、一般選考と身体障害者特別選考で実施する。2月6日午後1時から3月6日午後5時まで申請を受け付け、5月11日に検査を行う。合格発表は5月下旬。
第1次検査2回目(夏選考)は、全出願種別、全選考区分が対象。4月21日午後1時から6月2日午後5時まで申請を受け付け、7月6日に検査を行う。合格発表は8月上旬。第2次検査は、8月21日から24日のいずれか1日で個人面接を実施する。合格発表は9月下旬。10月1日に内定通知書を交付予定。
なお、春選考と夏選考は、同一種別(教科)に限り、両方に出願できる。春選考と夏選考の両方に出願し、春選考の第1次検査に合格した者は、夏選考に出願していても受検者名簿から削除される。出願状況に応じて、11月ごろに秋選考を行う場合があり、実施の可否は新潟県教員採用総合サイトで通知される。
大学3年次特別選考では、一般選考の採用予定数とは別枠で小学校教諭40人程度、中学校教諭(全教科)若干人、高等学校教諭(国語、地理歴史・公民、数学、理科、英語)若干人、特別支援学校教諭20人程度を採用予定。応募資格は、2025年度に大学3年生として在籍する2026年度大学卒業見込者で、2027年度から新潟県の教員となることを確約できる者。合格者は、2027年度の採用候補者名簿に登載される。ただし、2027年3月31日までに卒業できなかった場合や2027年4月1日までに出願した種別等の教員免許が取得できなかった場合は、採用候補者名簿への登載を取り消す。
出願は、春選考と夏選考いずれも電子申請のみで受け付ける。電子申請のほか、郵送による提出が必要な書類があるため、電子申請後に必ず、受付期間中に郵送で提出すること。実施要項などの詳細は、新潟県Webサイトや新潟県教員採用総合サイトから確認できる。