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新潟市の教員採用試験、469人出願で2.25倍…大3生は97人に増

 新潟市教育委員会は2024年6月19日、2026年度(令和8年度)新潟市立学校教員採用選考検査の出願状況を公表した。全校種の採用予定人数208人に対し、前年度を上回る469人が出願。倍率は2.25倍となった。また、大学3年生の選考には97人が出願した。

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令和8年度 新潟市立学校教員採用選考検査 出願状況
  • 令和8年度 新潟市立学校教員採用選考検査 出願状況
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 新潟市教育委員会は2024年6月19日、2026年度(令和8年度)新潟市立学校教員採用選考検査の出願状況を公表した。全校種の採用予定人数208人に対し、前年度を上回る469人が出願。倍率は2.25倍となった。また、大学3年生の選考には97人が出願した。

 2026年度新潟市立学校教員採用選考検査は、小学校教諭のみ第1次検査を5月と7月の2回実施に変更。7月に実施する全校種対象の第1次検査は4月22日から5月27日まで願書を受け付けた。公表された出願状況によると、全校種あわせた採用予定人数208人程度に対し、前年度より19人多い469人が応募。倍率は2.25倍となった。

 校種別にみると、小学校教諭(5月検査と第1次検査の合計)は採用予定者数110人程度に対し、出願者数202人(前年度比5人増)。中・高共通では、80人程度採用のところ出願者195人(同21人増)。特別支援学校教諭は12人程度採用のところ出願者14人(同1人減)。養護教諭は5人程度採用のところ出願者47人(同5人減)。栄養教諭は1人程度採用のところ出願者11人(同1人減)だった。

 志願倍率は、小学校教諭が1.84倍、中・高共通は2.44倍、特別支援学校教諭は1.17倍、養護教諭は9.40倍、栄養教諭は11.00倍。

 なお、今年度から中・高共通および特別支援学校教諭も受検可能となった大学3年生の受検には、前年度の出願者29人を大きく上回る97人が出願。校種別では、小学校教諭43人、中・高共通49人、特別支援学校教諭5人となった。

 2026年度新潟市の教員採用選考は今後、第1次試験を7月6日、結果発表を7月30日に実施。第2次試験は8月17日・18日に行い、合格発表を9月22日に行う。

《畑山望》

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